代表活動などで所属クラブを離れるリスクがあると強く主張するのが、元JリーガーでW杯戦士（北朝鮮代表として10年ワールドカップに出場）の鄭大世氏だ。

「代表活動期間は言ってみれば、クラブの練習を休むわけです。このリスクについてはあまり言及されていません。

１試合、１回の練習を休んだだけで、ちょっとした何かで、バランス感覚の崩壊に繋がるケースがあります。そうなると、本当に"ガラガラガラ"と壊れてしまう。その"ガラガラガラ"は誰にも見えてないわけで、気づいてもらえないんです」

　永遠に好調な時期が続くわけではない。良い時もあれば悪い時もある。それがプロフットボーラーという仕事だ。
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