「一人ひとりの甘えがあった」8戦未勝利…苦しむ横浜FMをベテランGKはどう分析した?「まず“戦う”ことが足りなかった」

2025年05月11日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「今日はとにかく最後まで戦う姿勢を見せたかった」

GK飯倉が苦しむチームを分析した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 横浜F・マリノスは5月11日、J1第16節でセレッソ大阪と対戦。0-1で敗れ、4連敗となった。

 パトリック・キスノーボ新監督で迎える初戦となった最下位の横浜FMは、24分にカウンターから失点。後半に猛攻を仕掛け、何度も相手ゴールに迫ったが、最後まで1点が遠かった。

 準々決勝敗退だったアジア・チャンピオンズリーグエリート(ACLE)を終え、リーグ戦再開初戦で7戦未勝利の苦しい状況を打破したい横浜FMだったが、後半の攻勢実らず、勝利を手にすることはできなかった。

 この一戦に先発し、今季初出場となった38歳のGK飯倉大樹は試合後、自身の経験を踏まえ、チームの現状をこう分析した。
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「俺は神戸で何度も降格争いしているから、あんなメンバーがいて降格争いをしているチームを見ていると、分かることがある。

(横浜FMは)単純に外から見ていて、一人ひとりの甘えがあったと思う。やり方がどうのこうのではなくて、まず"戦う"ことが足りなかった。俺はそういう意味で今日はとにかく最後まで戦う姿勢を見せたかったし、それはキー坊(喜田拓也)とも一緒に久しぶりにやって、少しは見せられたと思う」

 プレー、戦術うんぬんではない。気持ちが足りなかったから――。その言葉通り、C大阪戦の後半は、選手たちは気迫を感じるパフォーマンスをみせた。

 C大阪戦では戦う姿勢を見せられたと語る飯倉は、今後に向けて「何よりそこでしょ。気持ちでまず負けているようじゃだめ」と改めて強調した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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