先制するも後半に逆転を許す
先制した川崎だったが...。悔しい逆転負けとなった。(C)SOCCER DIGEST
[J1第16節]鹿島 2-1 川崎/5月11日/国立競技場
鹿島がホームとして国立で開催した川崎との一戦には、5万9574人が来場。川崎としては昨季まで指揮を執り、今季は鹿島の指揮官に就任した鬼木達監督との初めての対戦であったが、悔しき逆転負けを喫した。
川崎は7分にCKからDF佐々木旭が頭で決めて先制に成功。ペースを握ったが、前半アディショナルタイムにMF舩橋佑に同点弾を許すと、65分にはFW田川亨介にネットを揺らされて、1-2で敗れた。
この日はベンチスタートで、87分にボランチではなく右SBとして投入されたMF橘田健人は、2023年には鬼木監督からキャプテンを託されたことでも印象深い。"鬼木アントラーズ"と実際に戦ってみて感じるところがあったようだ。
「今までの鹿島ではなかった部分があったり、(守備を)ハメられたなと思ったところでも、ちょっとタメを作られて、足もとに速いパスを出されて剥がしてきたりと、やっぱりオニさんのチームらしいなとすごく感じました。2失点目のところも、普通だったら下げて蹴るような場面で、ああいう狭いところを打開してチャンスを作ってくるのは、すごいなと思いました。ああいうプレーを自分もやっていきたいです。
正直な想いとしては、ボランチで出たかったです。でもまだ対戦のチャンスがあると思うので、その時に良いプレーをできるように、試合に出られるように、それまでにアピールして出場時間を増やしていきたいです」
【動画】川崎・佐々木のゴール
鹿島がホームとして国立で開催した川崎との一戦には、5万9574人が来場。川崎としては昨季まで指揮を執り、今季は鹿島の指揮官に就任した鬼木達監督との初めての対戦であったが、悔しき逆転負けを喫した。
川崎は7分にCKからDF佐々木旭が頭で決めて先制に成功。ペースを握ったが、前半アディショナルタイムにMF舩橋佑に同点弾を許すと、65分にはFW田川亨介にネットを揺らされて、1-2で敗れた。
この日はベンチスタートで、87分にボランチではなく右SBとして投入されたMF橘田健人は、2023年には鬼木監督からキャプテンを託されたことでも印象深い。"鬼木アントラーズ"と実際に戦ってみて感じるところがあったようだ。
「今までの鹿島ではなかった部分があったり、(守備を)ハメられたなと思ったところでも、ちょっとタメを作られて、足もとに速いパスを出されて剥がしてきたりと、やっぱりオニさんのチームらしいなとすごく感じました。2失点目のところも、普通だったら下げて蹴るような場面で、ああいう狭いところを打開してチャンスを作ってくるのは、すごいなと思いました。ああいうプレーを自分もやっていきたいです。
正直な想いとしては、ボランチで出たかったです。でもまだ対戦のチャンスがあると思うので、その時に良いプレーをできるように、試合に出られるように、それまでにアピールして出場時間を増やしていきたいです」
【動画】川崎・佐々木のゴール
また昨季、鬼木監督の下でストライカーとして成長したFW山田新も想いを言葉にした。
「シンプルにお世話になった人なので、悔しいですが、(試合後は)笑顔で話しました。(対戦してみて)懐かしい想いと勝ちたかった想いです。(鹿島は)ハーフタイムの交代もあって、起用もオニさんらしい、しっかり逆転負けしたので、やられたなという感覚です」
脇坂泰斗が欠場したこの日、川崎のキャプテンを務めたDF丸山祐市は、コイントスの後に鬼木監督の下に駆け寄った。
「僕は1年しか携わっていなしですし、もっと思い出深い人がいるなかで、去年は指導していただき、他の監督も一緒ですが挨拶をさせていただきました。こういった雰囲気になると、負けちゃうと、挨拶に行きにくいところもあるので、先に挨拶をできて良かったです。次にリベンジしたいです」
他の選手も様々な想いを抱えていたなかで、試合後のミックスゾーンの脇ではかつての指揮官と再会を喜ぶ顔が多く見られた。
先のACLエリートで準優勝を果たした川崎は、リーグ戦では首位の鹿島より3試合消化が少ないなかで、勝点16差の16位。悔しい敗戦を糧にここからの巻き返しを目指す。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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「シンプルにお世話になった人なので、悔しいですが、(試合後は)笑顔で話しました。(対戦してみて)懐かしい想いと勝ちたかった想いです。(鹿島は)ハーフタイムの交代もあって、起用もオニさんらしい、しっかり逆転負けしたので、やられたなという感覚です」
脇坂泰斗が欠場したこの日、川崎のキャプテンを務めたDF丸山祐市は、コイントスの後に鬼木監督の下に駆け寄った。
「僕は1年しか携わっていなしですし、もっと思い出深い人がいるなかで、去年は指導していただき、他の監督も一緒ですが挨拶をさせていただきました。こういった雰囲気になると、負けちゃうと、挨拶に行きにくいところもあるので、先に挨拶をできて良かったです。次にリベンジしたいです」
他の選手も様々な想いを抱えていたなかで、試合後のミックスゾーンの脇ではかつての指揮官と再会を喜ぶ顔が多く見られた。
先のACLエリートで準優勝を果たした川崎は、リーグ戦では首位の鹿島より3試合消化が少ないなかで、勝点16差の16位。悔しい敗戦を糧にここからの巻き返しを目指す。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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