試合は1-1のドローで決着
左SBの増田とともに主将としてチームをまとめる島谷。写真:安藤隆人
昨年度の選手権決勝。前橋育英vs.流通経済大柏の一戦はまさに死闘というべき激戦で、延長戦でも決着がつかず、1-1からのPK戦の末に前橋育英に軍配が上がった。
あれから4か月。プレミアリーグEAST第6節で両雄は再び相まみえることになった。
「選手権決勝の舞台にいたわけなので、人一倍思いも強かった。誰よりも今日にかける思いがありました」
こう口にしたのは、流通経済大柏のボランチでキャプテンマークを巻くMF島谷義進。選手権では初戦の佐賀東戦、準々決勝の上田西戦、準決勝の東海大相模戦の3試合に途中出場したが、決勝では110分間の激闘とPK戦をベンチから見つめることしかできなかった。
決勝戦でスタメンだった2年生はゼロ、途中出場は安藤晃希だけだった。逆に前橋育英は久保遥夢、瀧口眞大、竹ノ谷優駕、柴野快仁、平林尊琉と5人の2年生がスタメン出場。途中出場では牧野奨、白井誠也、大岡航未と3選手がピッチに立った。
「向こうは昨年のメンバーがほぼ残っていて、相手の方が経験値が上なのは試合をやる前から分かっていました。でも、経験値の差はあるけど、実力の差は全然ないと思っているので、そこは自信を持って戦いました」
あれから4か月。プレミアリーグEAST第6節で両雄は再び相まみえることになった。
「選手権決勝の舞台にいたわけなので、人一倍思いも強かった。誰よりも今日にかける思いがありました」
こう口にしたのは、流通経済大柏のボランチでキャプテンマークを巻くMF島谷義進。選手権では初戦の佐賀東戦、準々決勝の上田西戦、準決勝の東海大相模戦の3試合に途中出場したが、決勝では110分間の激闘とPK戦をベンチから見つめることしかできなかった。
決勝戦でスタメンだった2年生はゼロ、途中出場は安藤晃希だけだった。逆に前橋育英は久保遥夢、瀧口眞大、竹ノ谷優駕、柴野快仁、平林尊琉と5人の2年生がスタメン出場。途中出場では牧野奨、白井誠也、大岡航未と3選手がピッチに立った。
「向こうは昨年のメンバーがほぼ残っていて、相手の方が経験値が上なのは試合をやる前から分かっていました。でも、経験値の差はあるけど、実力の差は全然ないと思っているので、そこは自信を持って戦いました」
島谷の言葉通り、流通経済大柏はこの試合まで4勝1分けと無敗で首位をキープしていた。だからこそ自信があり、「今の3年生には点を取られたし(決勝の同点ゴールは柴野)、活躍されて優勝を奪われたので、去年の3年生の仇を取る」とリベンジに燃えて、決勝に出たメンバー全員がスタメンで出場した前橋育英に襲い掛かった。
前半は完全に流通経済大柏のペースだった。朝から降りしきる雨の影響で前橋育英が武器とする繋ぐプレーを出せない状況に対し、前線から猛烈なプレスを仕掛けた。島谷も豊富な運動量と対人の強さ、そしてセカンドボールの回収能力をフルに発揮し、相手に奪われても即時奪還からのカウンターで何度もゴールに迫った。
7本のシュートを浴びせるも、前橋育英のゴールを奪えずに迎えた後半。54分に大藤颯太が鮮やかなシュートを突き刺して先制に成功し、そこからさらに押し込むが、追加点を奪えないでいると、80分過ぎから息を吹き返した前橋育英の猛攻にさらされることになった。
83分に平林のクロスから牧野に豪快に決められ同点にされると、その後は2つの決定機を作られた。それでも島谷を中心に身体を張った守備で逆転は許さず、結果は選手権決勝と同様に1-1で終わった。
「僕らの課題である後半の最後のクオリティの面が出てしまったのは本当に反省しています。ただ、前橋育英の最後の圧力は凄かった。同点に追いついて乗っている状態だったので、僕らも少し受け身になってしまった。あの状況で挽回ができる力をチームとしてつけていかないと全国制覇は厳しいと感じられたことこそが、今日、前橋育英と真っ向勝負できた収穫だと思っています」
【画像】広瀬姉妹・ガッキー・永野芽郁! 初代から最新20代目の月島琉衣まで「選手権・歴代応援マネージャー」を一挙公開!
前半は完全に流通経済大柏のペースだった。朝から降りしきる雨の影響で前橋育英が武器とする繋ぐプレーを出せない状況に対し、前線から猛烈なプレスを仕掛けた。島谷も豊富な運動量と対人の強さ、そしてセカンドボールの回収能力をフルに発揮し、相手に奪われても即時奪還からのカウンターで何度もゴールに迫った。
7本のシュートを浴びせるも、前橋育英のゴールを奪えずに迎えた後半。54分に大藤颯太が鮮やかなシュートを突き刺して先制に成功し、そこからさらに押し込むが、追加点を奪えないでいると、80分過ぎから息を吹き返した前橋育英の猛攻にさらされることになった。
83分に平林のクロスから牧野に豪快に決められ同点にされると、その後は2つの決定機を作られた。それでも島谷を中心に身体を張った守備で逆転は許さず、結果は選手権決勝と同様に1-1で終わった。
「僕らの課題である後半の最後のクオリティの面が出てしまったのは本当に反省しています。ただ、前橋育英の最後の圧力は凄かった。同点に追いついて乗っている状態だったので、僕らも少し受け身になってしまった。あの状況で挽回ができる力をチームとしてつけていかないと全国制覇は厳しいと感じられたことこそが、今日、前橋育英と真っ向勝負できた収穫だと思っています」
【画像】広瀬姉妹・ガッキー・永野芽郁! 初代から最新20代目の月島琉衣まで「選手権・歴代応援マネージャー」を一挙公開!