11歳から在籍トッテナムでずっと無縁→バイエルン2年目、31歳でついに悲願成就!ケインは今どんな気分?「初めてだから余計に…」

2025年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「感情が高ぶり、すぐにエリックと抱き合った」

ミュラー(右)らと共にバイエルンを牽引するケイン。(C)Getty Images

 現地時間5月3日に開催されたブンデスリーガ第32節で、伊藤洋輝(怪我で離脱中)が所属する首位のバイエルン・ミュンヘンは、RBライプツィヒと敵地で対戦。勝てば2試合を残して優勝が決まるなか、ラストプレーで失点して、3-3のドローで終わった。

 絶対エースのハリー・ケインは、累積警告で出場停止のため、スタンドで観戦。3-2で迎えた終了間際にピッチ脇へ移動し、キャリア初のタイトル獲得の瞬間を心待ちにしていたものの、まさかの土壇場被弾でお預けとなった。

 それでも翌日に、2位のレバークーゼンが堂安律を擁するフライブルク相手に、2-2に引き分けたことで、バイエルンの2シーズンぶり34度目のリーグ制覇が決定した。

 これまで得点王など数々の個人タイトルを手にしながら、チームタイトルとは無縁だったイングランド代表のキャプテンは、クラブ公式のインタビューに対応。喜びをこう伝えた。

「素晴らしい気分だよ。シーズンを通して多くのハードワークをし、肉体的にも精神的にも献身した。一緒に何かを勝ち取ったときの喜びは格別だよ。選手もスタッフも特別なグループだ。僕のキャリアで初めてのトロフィーだから、余計に甘く感じるよ」
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 自分たちの運命を左右するレバークーゼンの試合を、選手やスタッフと共に見守っていたという。

「一緒に試合を観戦したんだ。試合終了のホイッスルが鳴った後、感情が高ぶり、すぐにエリック(・ダイアー)と抱き合った。僕らは一緒に長い旅をしてきた。とにかく特別なものだったよ。あの瞬間も、そして今も、たくさんの感情が渦巻いている。長い間フットボールをやってきて、時間はかかったけど、最高の気分だし、関わった全ての人を誇りに思う」

 11歳から在籍していたトッテナムを離れて2年。現代サッカー最高峰のストライカーが、31歳でついに無冠の帝王を脱却した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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