【フランス 5-2 アイスランド|採点&寸評】前半に攻撃力爆発のフランス! 最高殊勲者は2ゴールのジルーだ!!

2016年07月04日 井川洋一・遠藤孝輔

理想的なかたちでゴールを重ねたことで、守備の不安も解消。

警告:フ=ウンティティ(75分) ア=B・ビャルナソン(58分) (C) SOCCER DIGEST

【フランス|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7
ホームの大観衆が緩やかなボール回しにブーイングを始めた頃、最高のタイミングで先制。そこから理想的に得点を重ねていき、前半途中から相手を寄せ付けなくなった。エースを筆頭に取るべき人が得点。失点も許容範囲のものと言えるだろう。
 
監督 ディディエ・デシャン 7
チームを結束させ、4-4-2も首尾良く機能。グラウンダーでの崩しと狙いどころも的確かつ明確で、選手交代は合理的だった。

【PHOTOギャラリー】アイスランドの健闘も及ばず。フランスが大量得点で快勝!
 
【フランス|選手採点&寸評】
GK
ユーゴ・ロリス 6
セットプレーからの嫌なボールには冷静に対応し、至近距離の決定機にもビッグセーブを見せた。失点時の指示にはやや疑問。
 
DF
19 バカリ・サーニャ 6
攻守に的確な働き。試合を通じて高いフィジカルと規律ある動きを見せ続け、質の高いバランサーとして機能した。
 
21 ロラン・コシエルニー 6.5(72分OUT
カバーリングも良く、安定した働き。高さに強い相手にも、しっかりと身体を寄せた。予測能力を活かしたパスカットの他、位置取りも正しく、パスコースを消した。
 
22 サミュエル・ウンティティ 6.5
出場停止のラミに代わって先発に抜擢され、代表初キャップを刻む。序盤は後手に回るシーンもあったが、慣れていくにつれ、速さを活かした守備だけでなく、得意のパスでも魅せ、24分のピンチも救った。
 
パトリス・エブラ 6
ミスが少なく、気の利いたポジショニングでポゼッションを助けた。エリア内のハンドは見逃してもらえたが、2失点目は寄せ切れなかった。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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