日本代表関連で度々話題になるテーマが、「北中米ワールドカップを戦う森保ジャパンに長友佑都は必要か」である。FC東京で絶対的なレギュラーではなく、今回のワールドカップ最終予選でもここまで出番なし。そうした背景もあって、「長友は必要なのか」と議論になっている。

　ただ、元Jリーガーでワールドカップ出場歴もある鄭大世氏は持論を展開する。

「正直、若手たちは気にしていないと思います。長友選手がいるかどうかを考えている余裕なんてありません。ピッチに入れば自分のプレーに集中するわけですし。『ベテランが必要』というのは外野の意見。選手たちはそこまで意識していないと考えています」

　ベテランがいたほうが強いというのはスピリチュアルな話と、鄭大世氏は言う。過去のワールドカップ、2010年、2018年、2022年大会で日本代表がグループリーグを突破できた大きな要因は「日本人監督だったから」というのが同氏の見解だ。
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