昨シーズンは8人が達成
ここまで27得点・18アシストと圧巻の成績を残すサラー。(C)Getty Images
万能アタッカーのひとつの勲章と言えるのが、10ゴール・10アシストの"ダブル2桁"だ。
決定力とチャンスメーク力の双方が高い水準で求められるこの記録を、欧州4大リーグで達成できるのはほんの一握り。守備のタスクなど個々の役割が多様化している現代サッカーにおいては、まさに至難の業である。
昨シーズン、この"ダブル2桁"を記録した選手はわずか8人。ラ・リーガとセリエAに至っては達成者ゼロだった。
では今シーズン、この高みに手をかけているのは誰だろうか。達成者と候補者をリーグ別に紹介する。
昨季、オリー・ワトキンス(アストン・ビラ)やソン・フンミン(トッテナム)など5人が達成したプレミアリーグでは、現時点で"ダブル二桁"に到達しているのは、28得点・18アシストと驚異的な数字を叩き出しているモハメド・サラー(リバプール)ただひとり。
32歳にしてキャリアハイを更新中で、4大リーグでは前人未到の"30得点・20アシスト"が視界に入っている。
そのサラーに続きそうなのが、今季8ゴール・11アシストと、30歳にしてこちらもキャリアハイを更新しているジェイコブ・マーフィー(ニューカッスル)。
また、不調に喘ぐマンチェスター・ユナイテッドで唯一気を吐いているブルーノ・フェルナンデスも8ゴール・9アシストとあと一歩に迫っている。
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ラ・リーガでは、今のところ達成者は出ていないが、目前に迫っているのがバルセロナのラフィーニャ。好調なシーズンを過ごすこのブラジル代表は、すでに15ゴール・9アシストと、勲章まであと一歩だ。
昨季は"0"だったセリエAではナポリのロメル・ルカクがすでに12ゴール・10アシストで達成。コンテ監督のもと、首位を走るチームの原動力となっている。
次点はミランのクリスチャン・プリシック。10ゴール・8アシストと、あと一歩のところまで迫る。
ブンデスリーガでは、1年目からバイエルンにフィットしたマイケル・オリーセと、2年連続の達成を狙うレバークーゼンのフローリアン・ヴィルツが有力候補だ。両者ともすでにアシストは2桁(オリーセ12、ヴィルツ10)に乗せていて、いずれも現在9ゴール。今後の1ゴールに期待がかかる。
ちなみに、今冬にマンチェスター・シティへ移籍したオマル・マルムシュ(前フランクフルト)は、前半戦17試合で15ゴール・9アシストをマーク。
もし残留していれば、ダブル2桁は確実だったと言っても過言ではない。
ここまで達成者は3人。残り3~4試合となったリーグ戦で、後何人がこの勲章を手にするのだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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