「移籍を希望した」新王者リバプール、新たな日本人獲得の動きに地元メディアが見解「後継者として育成」

2025年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ロッカールームに広範囲にわたる影響を及ぼす」

プレミア制覇を成し遂げたリバプールに日本人選手が加わるのか。(C)Getty Images

 遠藤航が所属するリバプールは4月27日に開催されたプレミアリーグ第34節のトッテナム戦に5-1で大勝。5シーズンぶり20回目のリーグ制覇を成し遂げた

 そのプレミア王者に新たな日本人が加入するかもしれない。エースであるモハメド・サラーの後継者としてかねてより獲得が取り沙汰されてきたレアル・ソシエダの久保建英だ。

 そのサラーが2027年までの契約延長にサインしたため、移籍は消滅したかに思われていたが、そう決まったわけでもないようだ。

 リバプールの専門サイト『ANFIELD WATCH』は4月28日、「リバプールのモハメド・サラーの後継者がトラスファー・リクエスト(移籍要請書)を提出」と題した記事を掲載。次のように伝えている。

「リバプールは、少なくともあと2シーズンは、モハメド・サラーの代わりを務めるという大きなプレッシャーにさらされることはなくなった。32歳のサラーとの新しい契約は、スポーツディレクターのリチャード・ヒューズとアルネ・スロット監督が候補者をもう少し詳しく検討し、サラー選手がまだアンフィールドにいる間にも新たな右ウインガーと契約できることを意味する」

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 同メディアは、「そうすれば、これから数シーズンかけて歳を重ねるエジプト王の負担が軽減される可能性があるし、もちろん新人が突然インパクトを与えなければならないというプレッシャーも軽減されるかもしれない」主張。こう綴っている。

「クラブが過去1年ほど検討してきた選択肢の一つは、レアル・ソシエダのクボだ。23歳の彼は2029年まで契約を結んでいるが、契約には6000万ユーロの契約解除条項が含まれていると報じられている。今シーズン、クボはクラブにとって期待外れのシーズンとなったものの、ラ・リーガ31試合で5ゴールを記録している」

 記事は「イマノル・アルグアシル監督は、6年半の成功を収めた監督としての任期を終え、今シーズン終了後に退任すると発表した。その決定はアノエタ・スタジアムのロッカールームに広範囲にわたる影響を及ぼすことになるだろう」と見立てた。
 

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