「リュディガーと同罪」「ヴィニシウスよりひどい」コパ・デル・レイ表彰式でのベリンガムの振る舞いに批判殺到!「一番の礼儀知らずだ!」

2025年04月28日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ベリンガムは試合終了後に退場処分を受けた

コパ・デル・レイ決勝の試合後の振る舞いに批判が集まっているベリンガム。(C)Getty Images

 現地時間4月26日にコパ・デル・レイ決勝が行なわれ、バルセロナとレアル・マドリーのエル・クラシコが実現した。延長戦にもつれ込む激戦の中、113分にバルサDFのジュル・クンデがインターセプトからミドルシュートを決め、3-2で勝利。4シーズンぶり32回目の栄冠に輝いた。

 試合前からマドリーが主審の割り当てに対して批判の声明を出すなど物議を醸していたなか、宿敵同士の対戦とあって、やはり実際の展開も荒れに荒れた。120+3分には、ベンチに下がっていたマドリーDFのアントニオ・リュディガーが、判定に抗議して主審に物を投げつけてレッドカード。

 マドリーはその流れでルーカス・バスケスにもレッドカードが出され、試合後にはジュード・ベリンガムも退場処分を受けるなど、後味の悪い結果となってしまった。蛮行を働いたリュディガーに最も多くの批判が浴びているのは当然だが、それに次ぐヘイトを集めているのがベリンガムだ。

 批判の理由は退場ではなく、試合後の表彰式での振る舞い。準優勝の表彰を受けるためにスタンドを上がっていくマドリーの選手たちに対し、優勝したバルサの選手やスタッフが花道を作って健闘を称える姿勢を見せた。


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 指揮官のカルロ・アンチェロッティが先頭で歩みを進め、続くティボー・クルトワやダニエル・カルバハルらが相手選手とハイタッチを交わす中、ベリンガムは視線を下に落とし、バルサのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンやヴォイチェフ・シュチェスニーが肩をポンと叩いても反応せず、沈黙を貫いたのだ。

 すぐ後ろを歩いていたヴィニシウス・ジュニオールがバルサの選手とがっちり握手し、言葉を交わす姿とは対照的だった。リュディガーも代表でチームメイトのテア・シュテーゲン以外には"無視"を貫いていたが、このドイツ代表と同様に相手への敬意を欠いたベリンガムの振る舞いに、これを伝えた現地紙『マルカ』や『ムンド・デポルティボ』の記事のコメント欄には、イングランド代表MFへの非難の声が集まっている。

「リュディガーと同罪だ」
「どんどんマドリーらしい選手になっていく」
「完全にうぬぼれている。最悪の態度だ」
「ヴィニシウスでさえ応じているのに」
「英国人は紳士じゃなかったのか」
「スポーツマンシップのかけらもない」
「一番の礼儀知らずだ」
「ヴィニシウスよりひどい」
「子どもがいじけてるようにしか見えないな」

 マドリーはコパ・デル・レイを逃し、残すタイトルはラ・リーガのみとなった。残り5試合で首位バルサとの勝点差は4。直接対決も1試合残しているとはいえ、現状では自力優勝ができないという厳しい状況だ。それでも、盟主として無冠は許されない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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