歴史を塗り替えた。川崎フロンターレがクラブ史上初のアジア４強を果たした。

　ACLエリートの準々決勝で、川崎はカタールのアル・サッドと対戦。エリソン、マルシーニョが得点も、いずれも追いつかれ２－２で延長戦へ。そして延長前半に脇坂泰斗が勝ち越し弾を奪取。このリードを守り抜き、３－２で勝ち切った。

　試合後のフラッシュインタビューで長谷部茂利監督は、「接戦になると予想、現実もそうでした。取っては取られ、そういうゲームでしたけど、最後は延長に入りましたが、制することができて良かったです」と笑顔を見せる。

　勝負のポイントを問われると、「多くの場面が大事だった」と応じ、次のように続ける。
【動画】焦らずきっちり繋いだ。勝ち越しゴールは脇坂泰斗！

「選手たちが果敢に、攻撃ではクオリティを求めて、自分たちの崩しを作っていこうとしていました。守備のところでは、簡単にやられないようにと心がけていましたが、何回かやはり危ないシーンを、また失点もしてしまった。それでも、120分戦って、相手よりも得点を多く取った。そこが、自分たちの今日は褒められるところだと思います」

　次戦はファイナル進出をかけて、アル・ナスルと激突する。指揮官は「１つ記録を出すこと、破ることができました。また３日後にチャンスがあるので、そこで力を貸してください。また一緒に勝利を掴み取りましょう、挑んでいきましょう」とファン・サポーターに呼びかけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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