現地時間４月26日に開催されたプレミアリーグ第34節で、三笘薫を擁する10位のブライトンは、17位のウェストハムとホームで対戦。右足の怪我を経て、先発復帰が期待された三笘は、途中出場でゴールを奪った前節に続いてベンチスタートとなった。

　リーグ戦５試合未勝利のブライトンは開始13分、アヤリが絶妙なミドルシュートでゴール右隅に叩き込み、幸先良く先制点を奪う。

　さらに36分には、ショートコーナーの流れからアディングラがネットを揺らすが、オフサイドで得点は認められない。

　１－１で折り返すと、後半開始直後の48分に被弾。ボーウェンのラストパスでクドゥスに流し込まれた。
【動画】流石は三笘！土壇場での逆転を呼ぶヘッド弾！

　状況の打開を目ざし、62分に２枚替え。アディングラとマーチを下げ、三笘とミンテを送り込む。

　ただ、依然として２点目が遠いなか、83分にソーチェクにヘッドで勝ち越し点を浴びる。

　逆転を許してしまうが、89分にグルダの折り返しに三笘が冷静にヘッドで合わせ、土壇場で同点に追いつく。日本代表のエースは２戦連発で、キャリアハイを更新する今季リーグ戦９点目となった。

　ホームチームの勢いが一気に増すと、90分＋３分にバレバが鮮やかなコントロールショットでゴール。それからほどなくしてタイムアップの笛が吹かれ、３－２で超劇的勝利を収めた。

　長らく白星から遠ざかっていたブライトンは、公式戦７試合ぶりの勝利となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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