「彼の影響力はデータをはるかに超えている」主将絶賛の遠藤航にリバプール地元メディアも感嘆!「レイバやミルナーのように…」「エンドウ以上の適任者はいない」

2025年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ワタはピッチ内外で非常に重要な存在」

キャプテンから賛辞を贈られた遠藤。(C)Getty Images

 先日、リバプールの主将フィルジル・ファン・ダイクが、チームメイトの遠藤航を絶賛した。

 リバプールの地元メディア『Liverpool Echo』によれば、オランダ代表DFは「ワタはピッチ内外で非常に重要な存在だ。もちろん昨シーズンよりも出場時間は減ったが、彼が出場して試合を決定づけ、豊富な経験を持ち込んでくれる」と強調。ロッカールームでの振る舞いにも賛辞を贈った。

「ピッチ外でも彼はリーダーの一人であり、彼と一緒にいられることを本当に嬉しく思う。チームを成長させ、支えてくれるリーダーの存在は必要であり、ワタはまさにその一人だ」

 この発言を受けて、リバプールの専門サイト『ANFIELD INDEX』は「ファン・ダイクが、エンドウがリバプールの将来にとって依然として重要だと考える理由」と題した記事を掲載。次のように伝えた。

「アルネ・スロット監督の下で出場時間は限られているものの、リバプールのキャプテンは明確なメッセージを送った。チームにおけるエンドウの役割を過小評価してはならない、と」

「32歳のMFは、新監督の下でその影響力が変化したことを実感している。デビューシーズンは43試合に出場したが、今シーズンはわずか28試合にとどまり、そのほとんどがベンチからの出場だ。しかし、『Liverpool Echo』紙に対するファン・ダイクのコメントは、彼の影響力が統計データに表れる範囲をはるかに超えていることを示唆している」

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 同メディアは「これは安易な推薦ではない。冷静なリーダーシップで知られるファン・ダイクは、エンドウをチームの礎となる存在、いわば内輪の選手と位置付けている。彼らはソーシャルメディアでは話題にならないかもしれないが、プレッシャーが高まった時にチームをまとめる存在だ」と主張した。

「リバプールファンにとって、静かに影響力を持つ選手は馴染み深い存在だ。ルーカス・レイバからジェームズ・ミルナーまで、汚れ仕事をこなす選手は、引退後も大切にされることが多い。エンドウはまさにその資質を備えているようだ。戦術的センス、高いサッカーIQ、そして落ち着いた存在感。年齢や出場時間だけで彼を不要と考えるのは、大局を見誤るものだ」
 

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