前半は主導権を握ったが
0-1で鹿島に敗れた名古屋。押し気味に進めた前半に決め切れなかったことを悔やんだ。写真:永島裕基
[J1第12節]鹿島 1-0 名古屋/4月25日/県立カシマサッカースタジアム
前半はまさに名古屋のゲームであった。
鹿島のホームに乗り込んだ一戦、4-4-2の相手に対し、名古屋は3-4-2-1のシステムをベースにポジションを柔軟に変えながら前半は主導権を握った。
しかし、後半から4-2-3-1に変えた相手に対し、幾度かセットプレーを与えてしまうと、54分に知念慶に押し込まれて失点。最後まで1点が遠く、0-1の敗戦を喫し、J1最速の通算600勝目を喜ぶ鹿島イレブンの姿を目の前で見る結果となった。
12試合を戦って3勝2分7敗(アウェーは1分6敗)の暫定18位と、降格圏に沈む。しかし、前節はホームで広島に勝利しており、長谷川健太監督も、鹿島戦をそこまで悲観的に捉えていないようだ。
「セットプレーで、取れずに取られたということで、鹿島はセットプレーが非常に強い、ストロングだというのは分かって準備してきたのですが、植田(直通)の折り返しから最後は知念(慶)に押し込まれて、鹿島らしいゴールを取られてしまったと思っています。
前半は入りも悪くなかったと思いますが、前半の流れで先制点を取らないとやはりこういう結果になってしまいます。ただ、試合全体を通して我々も悪くなかったと思いますし、選手たちも気持ちで負けずにしっかりと戦ってくれたと思います。結果は負けましたが、次の試合に向けて切り替えて、しっかりと準備していきたいです」
【動画】鹿島・知念の決勝弾
前半はまさに名古屋のゲームであった。
鹿島のホームに乗り込んだ一戦、4-4-2の相手に対し、名古屋は3-4-2-1のシステムをベースにポジションを柔軟に変えながら前半は主導権を握った。
しかし、後半から4-2-3-1に変えた相手に対し、幾度かセットプレーを与えてしまうと、54分に知念慶に押し込まれて失点。最後まで1点が遠く、0-1の敗戦を喫し、J1最速の通算600勝目を喜ぶ鹿島イレブンの姿を目の前で見る結果となった。
12試合を戦って3勝2分7敗(アウェーは1分6敗)の暫定18位と、降格圏に沈む。しかし、前節はホームで広島に勝利しており、長谷川健太監督も、鹿島戦をそこまで悲観的に捉えていないようだ。
「セットプレーで、取れずに取られたということで、鹿島はセットプレーが非常に強い、ストロングだというのは分かって準備してきたのですが、植田(直通)の折り返しから最後は知念(慶)に押し込まれて、鹿島らしいゴールを取られてしまったと思っています。
前半は入りも悪くなかったと思いますが、前半の流れで先制点を取らないとやはりこういう結果になってしまいます。ただ、試合全体を通して我々も悪くなかったと思いますし、選手たちも気持ちで負けずにしっかりと戦ってくれたと思います。結果は負けましたが、次の試合に向けて切り替えて、しっかりと準備していきたいです」
【動画】鹿島・知念の決勝弾
キャプテンの和泉竜司も語る。
「決め切るところもそうですし、もっとみんなが怖いところに入っていくことも、もっとやれると思います。ただ、やるべきことはしっかりとやれたので、あとは得点という部分にこだわるしかないと。あそこで決めていればこっちの試合になったはずですし、そういう世界。ここからみんなで意識高くやっていくしかないですし、次はホームでやれるので、ここで落ちずにしっかりとやりたいです。
鹿島はその悪い時間に変えたからこそああいう得点が生まれたと思います。どちらが相手の一瞬の隙をつけるかどうかで、そこは本当に見習うべきところ。ただ、自分たちがやっていることは間違っていると思いません。今はなかなかアウェーで勝てていませんが、次はホームでしっかりと勝利を届けることができればと思います」
昨季はルヴァンカップを制し、リーグ制覇を目標に掲げた今季は開幕から6戦未勝利(2分4敗)と苦しいスタートを強いられた。
そこから持ち前の強度の高い守備を意識しながら、前線の個々のクオリティを活かす戦い方で徐々に調子を取り戻している印象もある。
もっともこれでアウェーは開幕から7戦未勝利(1分6敗)。巻き返していくには、やはり自信につながる結果も必要になりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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「決め切るところもそうですし、もっとみんなが怖いところに入っていくことも、もっとやれると思います。ただ、やるべきことはしっかりとやれたので、あとは得点という部分にこだわるしかないと。あそこで決めていればこっちの試合になったはずですし、そういう世界。ここからみんなで意識高くやっていくしかないですし、次はホームでやれるので、ここで落ちずにしっかりとやりたいです。
鹿島はその悪い時間に変えたからこそああいう得点が生まれたと思います。どちらが相手の一瞬の隙をつけるかどうかで、そこは本当に見習うべきところ。ただ、自分たちがやっていることは間違っていると思いません。今はなかなかアウェーで勝てていませんが、次はホームでしっかりと勝利を届けることができればと思います」
昨季はルヴァンカップを制し、リーグ制覇を目標に掲げた今季は開幕から6戦未勝利(2分4敗)と苦しいスタートを強いられた。
そこから持ち前の強度の高い守備を意識しながら、前線の個々のクオリティを活かす戦い方で徐々に調子を取り戻している印象もある。
もっともこれでアウェーは開幕から7戦未勝利(1分6敗)。巻き返していくには、やはり自信につながる結果も必要になりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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