「勝点1が必要」“35年ぶり”優勝へリバプール指揮官が抱く責任感。対戦相手の16位トッテナムはどう見る?「ELで何か…」

2025年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

空っぽのスタジアムでトロフィーを掲げてから5年

南野拓実が在籍した2020年のプレミア制覇時は無観客だった。(C)Getty Images

 現地時間4月27日に開催されるプレミアリーグ第34節で、遠藤航が所属する首位のリバプールは、16位に沈むトッテナムと本拠地アンフィールドで対戦する。この一戦を前に、アルネ・スロット監督が会見に出席した。英メディア『90min』が発言を伝えている。

 リバプールはすでに今節を消化した2位のアーセナルと12ポイント差をつけ、首位を独走。トッテナムと引き分け以上で、2020年以来20度目のリーグ制覇が決まる。もっとも、前回の優勝時はコロナ渦だったため、サポーターと共に喜びを分かち合うとなれば、1989-90シーズン以来35年ぶりだ。

 今季から名門を率いるオランダ人指揮官は、サポーターに借りがあると考えているようだ。

「大きな責任だ。前回このクラブがリーグを制したのはコロナの時だったからね。誰もが日曜日を楽しみにしているが、まだ勝点1が必要な仕事が残っている」
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 対戦相手のトッテナムは、プレミアリーグで下位に低迷しているものの、ヨーロッパリーグ(EL)では準決勝に進出。この試合から3日後に、その準決勝でノルウェー王者のボデ/グリムトと相まみえる。目の前での優勝阻止とともに、ELに向けて弾みをつけるために、モチベーションは相当高いに違いない。

「トッテナムはヨーロッパリーグで何か特別なものを得ようとしている。最高の準備をして臨みたいはずだ。私たちは次の対戦相手、つまりトッテナムのことだけに集中している。シーズンを通して行なってきたのと同じように、準備するつもりだ。選手たちが同じメンタリティとエネルギーを持ってきこれるよう願っている。それはファンに対しても同じだ」

 空っぽのスタジアムでトロフィーを掲げてから5年。優勝決定戦の舞台は満員のアンフィールドだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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