元日本代表MFの松井大輔氏が、４月21日にTBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。鹿島アントラーズのMFチャヴリッチについて語った。

　チャヴリッチは、20日に行なわれたJ１第11節のファジアーノ岡山戦で４－４－２の右サイドハーフで先発。０－１で迎えた50分、津久井佳祐のクロスからダイレクトシュートで同点ゴールを挙げる。

　さらに、73分には舩橋佑からの縦パスをボックス内で受けると、鮮やかな切り返しで相手DFをかわす。そして、左足で正確に折り返してターレス・ブレーネルの得点をアシスト。１ゴール・１アシストの活躍で、チームを２－１の逆転勝利に導いた。
【動画】２得点に絡む大活躍！ 鹿島チャヴリッチのゴール＆アシスト

　松井氏は、同番組でゲストが今節で一番気になったプレーを選ぶ「エランデール賞」に、チャヴリッチのアシストを選出。その切り返しを「深いけどコンパクト」と称する。

「深くて自分の左足にすぐ、パスが出せるところに置ける。高難度の技ですね。スピードが上がっている方が難しいので。素晴らしい」

　30歳のセルビア人アタッカーの妙技に、稀代のテクニシャンも唸った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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