柏戦の出来は?「このくらいはできて当たり前」
柏戦でリーグ戦3試合ぶりに出場した石井。左サイドからの果敢な仕掛けで好機を作った。写真:鈴木颯太朗
4月20日、湘南はJ1第11節で柏とホームで対戦し、0-1で敗れた。
前半から相手の守備に苦しめられ、敵陣のエリア内への侵入を増やせなかったなかで、後半に攻撃を活性化した選手がいた。75分から3-4-2-1のシャドーに入った石井久継だ。
石井は左サイドからの仕掛けでチャンスを演出した。78分にボックスの左角付近でターンからシュートを放つと、以降も積極的なドリブルで相手DFを翻弄。ネットを揺らすには至らなかったが、セットプレーのキッカーも務めるなど存在感を放った。
石井は自身のプレーをこう振り返る。
「短い時間でボールを触る回数も限られてくるので、オフ・ザ・ボールの部分も含めてチームの攻撃を活性化させたいと思って、毎試合、臨んでいます。今日のプレーに一定の手応えを得ている一方で、このくらいはできて当たり前ですし、結果につなげたかった気持ちが強いです」
【画像】サポーターも緑と青の勇者だ!湘南ベルマーレサポーター
前半から相手の守備に苦しめられ、敵陣のエリア内への侵入を増やせなかったなかで、後半に攻撃を活性化した選手がいた。75分から3-4-2-1のシャドーに入った石井久継だ。
石井は左サイドからの仕掛けでチャンスを演出した。78分にボックスの左角付近でターンからシュートを放つと、以降も積極的なドリブルで相手DFを翻弄。ネットを揺らすには至らなかったが、セットプレーのキッカーも務めるなど存在感を放った。
石井は自身のプレーをこう振り返る。
「短い時間でボールを触る回数も限られてくるので、オフ・ザ・ボールの部分も含めてチームの攻撃を活性化させたいと思って、毎試合、臨んでいます。今日のプレーに一定の手応えを得ている一方で、このくらいはできて当たり前ですし、結果につなげたかった気持ちが強いです」
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石井は2028年のロス五輪出場を狙う世代別の日本代表(今年はU-20)に継続的に選出されており、今年も2月のU-20アジアカップと3月のスペイン遠征に参加。いずれもチームの主軸として戦い、湘南に帰ってきた。
だが今季、湘南でのJ1の先発はゼロで、柏戦がリーグ戦での3試合ぶりの出場だった。
3月1日の4節・横浜FM戦(1-1)では、チームに勝点1をもたらす同点弾をマーク。世代別代表でも数字を残しているなか、所属クラブで満足な出場機会を得られない現状を、石井はどのように見つめているのか。
「(監督の山口)智さんは常に選手を見て、相応しい人をスタメンに選んでいるので、単に僕の実力不足。練習でも、ひとつのプレーが良かっただけで満足せず、攻守の対人で絶対に負けないことや、決めきる力を意識して、監督に自信を持ってピッチに送り出してもらえるように取り組みたいです。
チームは今、従来の3-5-2に加えて、3-4-2-1にもチャレンジしていて、自分の持ち味を出しやすいポジション(シャドー)もある。智さんがこんな考え方をするかは分かりませんが、監督に『石井を使いたいから3-4-2-1でいくか』と思わせるまで成長したい」
世代別代表での石井の主戦場は4-2-3-1の左サイドハーフ。大外からのドリブルは国際的な舞台でも通用している。湘南では3-5-2の2トップの一角やインサイドハーフではなく、3-4-2-1のシャドーであれば、前向きで仕掛ける回数は増えるはずだ。
山口監督が実際、特定の選手を使うためのシステム変更を行なうかは分からないし、恐らく、そういった考え方で試合には臨まないだろう。ただ、石井がさらにグレードアップすれば、指揮官の選択肢も広がるかもしれない。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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だが今季、湘南でのJ1の先発はゼロで、柏戦がリーグ戦での3試合ぶりの出場だった。
3月1日の4節・横浜FM戦(1-1)では、チームに勝点1をもたらす同点弾をマーク。世代別代表でも数字を残しているなか、所属クラブで満足な出場機会を得られない現状を、石井はどのように見つめているのか。
「(監督の山口)智さんは常に選手を見て、相応しい人をスタメンに選んでいるので、単に僕の実力不足。練習でも、ひとつのプレーが良かっただけで満足せず、攻守の対人で絶対に負けないことや、決めきる力を意識して、監督に自信を持ってピッチに送り出してもらえるように取り組みたいです。
チームは今、従来の3-5-2に加えて、3-4-2-1にもチャレンジしていて、自分の持ち味を出しやすいポジション(シャドー)もある。智さんがこんな考え方をするかは分かりませんが、監督に『石井を使いたいから3-4-2-1でいくか』と思わせるまで成長したい」
世代別代表での石井の主戦場は4-2-3-1の左サイドハーフ。大外からのドリブルは国際的な舞台でも通用している。湘南では3-5-2の2トップの一角やインサイドハーフではなく、3-4-2-1のシャドーであれば、前向きで仕掛ける回数は増えるはずだ。
山口監督が実際、特定の選手を使うためのシステム変更を行なうかは分からないし、恐らく、そういった考え方で試合には臨まないだろう。ただ、石井がさらにグレードアップすれば、指揮官の選択肢も広がるかもしれない。
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