蹴るコースはどう考えたのか、キッカーは最初から決まっていたのか。M・サヴィオが明かす“美しすぎるFK弾の秘話”。一方、横浜のGK朴の見立ては?

2025年04月20日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「上手く入って良かったです」

華麗なFK弾で先制点を決めたM・サヴィオ。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 2025年4月20日、埼玉スタジアム2002で浦和レッズが横浜F・マリノスで3-1と勝利した。ハイライトのひとつは、マテウス・サヴィオの先制弾。前半終了間際、美しすぎるFKからチームに特大の歓喜を呼び込んだあの一撃だ。

 ゴール正面よりやや左、ペナルティエリア手前の絶好の位置でのFKだった。果たして、キッカーは最初からM・サヴィオだったのか。このブラジル人アタッカーの証言によれば、「話し合いで決めた」とのことだった。

「相手が壁を作っている最中にコミュニケーションを取って、自分がキッカーになりました」

 そこでM・サヴィオは蹴るコースを考えた。

「フリーキックの位置がゴールから近くて、相手の壁が非常に高かったので、壁の上に蹴るべきではないと。キーパーのサイドにスペースが見えたので、力を入れないようなキックでそこに蹴りました。上手く入って良かったです」
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 完璧なFKに見えたが、M・サヴィオと対峙した横浜FMのGK朴一圭にしてみれば「僕の責任」となる。

「ボールは見えませんでした。壁をもっとしっかり作るべきでした。僕がゲームを難しくしてしまいましたね」

 朴はそう言うが、M・サヴィオのFK弾は間違いなく芸術的だった。「素晴らしいゴールでしたね」との記者の呼びかけに日本語で「アリガトウゴザイマス」と答えたM・サヴィオの表情が実に爽やかだった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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