C大阪の扇原が名古屋へ完全移籍。「チャレンジしたい気持ちが強まり、離れることを決めた」

2016年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「名古屋がひとつでも上の順位へ上がれるよう、自分の力を出し切って頑張ります」

今季はソウザと山村にポジションを奪われ、出場は4試合に止まった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の名古屋が7月1日、C大阪のMF扇原貴宏(24歳)を完全移籍で獲得したと発表した。扇原は4年前のロンドン五輪でベスト4に輝いたチームの主力で、A代表経験もあるレフティボランチ。抜群のキック精度と展開力を売りに、昨シーズンまではC大阪でレギュラーとして活躍してきた。

 しかし、今季はわずか出場4試合に止まっており、出場機会を求めて移籍を決断した。扇原はC大阪と名古屋の広報をとおして以下のようにコメントしている。
 
◆扇原貴宏コメント/C大阪公式HP◆
「このたび、名古屋グランパスに移籍することになりました。この決断に関しては、非常に悩みました。今年こそJ1に昇格したい、試合に出てチームに貢献したいという気持ちがとても強かったです。ですが、チャレンジしたいという気持ちが強まり、この素晴らしい環境を離れることを決めました。
 
 セレッソの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。J1昇格を目指している途中でチームを離れることはとても心苦しく思っています。僕自身セレッソのJ1昇格を誰よりも願い、応援しています。大好きなセレッソ大阪のトップチームでプレーすることは、小さい頃からの自分の夢でした。そんな思い入れの強いチームを離れる事になりますが、成長したいという気持ちで決断しました。これから一回りも大きくなった姿をサポーターの皆さんに届けられるように頑張ります。今まで本当にありがとうございました」
 
◆扇原貴宏コメント/名古屋公式HP◆
「セレッソ大阪から加入しました扇原貴宏です。セカンドステージでは、名古屋グランパスが1つでも上の順位へ上がれるよう、自分の力を出し切って頑張ります。ご声援よろしくお願いします」
 
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