「敗退して帰ってきたのに温かい声」井原正巳が“ドーハの悲劇”後の印象的な出来事を明かす!

2025年04月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「隙みたいなのは、あった」

かつて“アジアの壁”と言われるほどの名DFだった井原氏。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表DFの井原正巳氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」で"ドーハの悲劇"を回想した。

 1994年アメリカ・ワールドカップのアジア最終予選で、日本はあと一歩のところで初のW杯出場を逃した。ドーハで行なわれたイラクとの最終戦は、2-1とリードして終盤を迎える。このままいけば世界への扉が開く――だが、相手のCKから失点。土壇場で同点に追いつかれた。

 井原氏は、チームに隙があったと振り返る。

「イラク戦に臨む前から『俺ら、勝てば行ける』みたいな、ソワソワしているじゃないけど、まだ決まってもいないのに、『イラクには勝てるんじゃないの』ぐらいの、そういう隙みたいなのは、あったと思う」
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 大きな絶望を味わった。もっとも、報われたと思える部分もあったようだ。

「予選で敗退して日本に帰ってきたのに、ファン・サポーターの方が『惜しかった』『頑張った』みたいな感じで、空港などですごく温かい声や出迎えばかりだったんだよね。だから、俺らは負けたけど、あと1歩のところまで行った試合をやったという感じに捉えられた」

 そして、「サポーターも本当だったら『何だよ』っていうのがあってもおかしくないけど、どちらかというと、『感動をさせてもらって』みたいな形で出迎えてもらったのは印象的ではありましたね」と続けた。

 この経験を糧にして、日本代表は98年のフランス大会でW杯出場を果たす。その後も連続して4年に一度の大舞台に出場し、現在の森保ジャパンも26年の北中米W杯の出場権を掴んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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