“恩返し弾”がCLベスト4を呼び込む!古巣を沈めたインテルDFの移籍後初ゴールに高評価続々

2025年04月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ザネに仕事をさせず、オリーセの決定機も阻止

23年夏にバイエルンから移籍金3140万ユーロ(約51億8100万円)でインテルに加入したパバール。(C)Getty Images

 初ゴールがチャンピオンズリーグ準々決勝で、相手は古巣バイエルン、そして準決勝進出を決める一撃となれば、さぞ格別だろう。

 インテルのフランス代表DFバンジャマン・パバールが、ついにインテル初ゴールをマークした。4シーズン在籍したバイエルンを相手に決めるというドラマチックな展開に、イタリアの各メディアは高評価を惜しまなかった。

 イタリアのサッカー専門サイト『TUTTOMercatoWEB』は、7.5点の採点とともに「今のバイエルンは守備が脆く、彼(パバール)を放出したのは大きな誤りだった。そんなバイエルン相手に放った初ゴールはインテルに準決勝進出をもたらす決定弾。バイエルンのファンにはこれ以上ない皮肉であり、インテリスタにとっては甘美な一撃だ」と評価した。

【動画】パバールが古巣バイエルンに恩返し弾

 同じく7.5点を付けた『La Repubblica』や『Corriere dello Sport』も、「古巣との対戦で、見事な"恩返し弾"。ミラノに来てからの初ゴールが、CL準決勝を決める値千金のヘッドだった」とその意味を強調している。

『Tuttosport』も7.5点で、「立ち上がりの(マイケル・)オリーセのシュートをブロックした守備は、まさに名刺代わり。そして、空中戦に強いキム・ミンジェを上回って決めたヘッドは、奇跡的とすら言える」と賞賛した。

 8点をつけたのは『Corriere della Sera』と『La Gazzetta dello Sport』。後者は「これがフットボール。ずっと待ち続けてきたインテルでの初ゴールが最高の夜に、かつての仲間に向けて訪れた。(レロイ・)ザネに仕事をさせず、オリーセの決定機も防ぎ、攻守においてパーフェクトだった」と、その充実ぶりを伝えた。

 待望のインテル初得点でチームをCLベスト4進出へと導いたパバール。彼は間違いなくこの夜の主役のひとりだった。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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