現地４月15日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）の準々決勝第２レグで、アストン・ビラとパリ・サンジェルマンが対戦。ホームでの第１レグを３－１で制していた後者が２－３で敗れたものの、アグリゲートスコア５－４で勝利し、ベスト４に進出した。

　この激闘の前に、まさかの珍事が起きた。選手たちが入場して整列した後、なんとCLではなくヨーロッパリーグのアンセムが流れてしまったのだ。選手たちは困惑し、中には笑ってしまう者もいた。

　フランスメディア『Le Parisien』は「サウンドトラックの不具合により、選手たちは試合前にチャンピオンズリーグのアンセムを聴けなかった」と報じている。

「試合の主催者は、同大会の有名なアンセムをヨーロッパリーグのアンセムと取り違えるという失策を犯した。選手たちとスタンドのサポーターの両方を驚かせたに違いない不運なミスだ」
【画像】アンセム違いに困惑＆苦笑する選手たち

　記事は「ジョアン・ネベス、ヴィチーニャ、ヌーノ・メンデスのPSGポルトガル人トリオは、音楽の最初の音を聞いて明らかに驚き、微笑むほどだった。アストン・ビラ側でも同様の様子が見られ、ユーリ・ティーレマンスは笑いを堪え、エズリ・コンサは両手で顔を隠していた」と伝えている。

　担当者は慌てたのだろう。ELのアンセムが終わった後、少し間をおいてCLのアンセムが流れるという奇妙な現象が起きていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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