「得点に繋がらなかったのが全て」中国ダービーで決定機演出の広島FWが感じた危機感。負けよりも“悔しい”と語ったのは…

2025年04月13日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

ジャーメインに絶妙な折り返し

岡山戦で奮闘した広島FW中村。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 サンフレッチェ広島は4月12日、J1第10節でファジアーノ岡山とホームで対戦。史上初の開催となった中国ダービーで、0-1と敗れた。

 2位の広島は、チャンスこそ創出しても、フィニッシュの精度を欠いて1点が遠く。58分の1失点に泣き、今季2敗目。7位に順位を落とした。

 チームとして精彩を欠いたなかで、負傷したヴァレール・ジェルマンに代わって29分に緊急出場した中村草太は、自身の持ち味を存分に発揮。2シャドーの一角に入ると、左サイドで果敢に相手の最終ラインの背後を狙い、好機を生み出した。

 69分、左サイドでの鋭い突破から、ゴール前への絶妙な折り返しでのジャーメイン良の決定機演出も特筆すべきシーンだ。

 しかし、その活躍も実らず敗戦。ベンチで相手の背後を突く場面が少ないと指示を受け、投入された中村は、「そういう意図を汲み取ってプレーしなきゃいけないなかで、それは少しでもできたかなと思う。でも最後の質のところもそうですし、勝利に貢献できなかったところが悔しい」と唇を噛んだ。
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 また、得点が奪えなかった点に関しても責任を感じている。

「ダービーで負けたのもちろん悔しい。でもそれよりも自分たちのサッカーを90分間続けられなかったところがもっと悔しい。ここ最近、攻撃陣に得点が少ないなかで、本当に守備陣は頑張ってくれているので、そこに対して自分自身の責任、危機感を持っています」

 中村は「得点に繋がらなかったのが全てだと思う」と強調。「もっともっと突き詰められる部分がある」と力強く語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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