U-17日本代表に奇跡が起きるまでの”スリリングでドラマチックな3分47秒間”。オーストラリアに敗戦→落ち着かない10番→訪れた歓喜【U-17アジア杯】

2025年04月12日 サッカーダイジェストTV編集部

試合後に漂った何とも言えない空気

首位通過を決めた日本の選手たちが喜びを爆発させた。(C)AFC

 現地2025年4月10日、サウジアラビアで開催中のU-17アジアカップで日本がグループステージを突破して準々決勝に進出。同時に、同年11月にカタールで行なわれるU-17ワールドカップの出場権を獲得した。

 淡々と事実を並べればそうなるが、その勝ち上がり方は実にスリリングでドラマチックだった。グループステージ第3節でオーストラリアに2-3と屈した日本は敗退の危機に瀕していた。その時点で、グループBのもうひとつの試合(ベトナム対UAE)に運命を握られていたからだ。

 ベトナムかUAEのどちらかが勝った時点でグループ3位に転落する日本が望んでいたベトナム対UAEの試合結果は、当然ながらドロー。一方でオーストラリアがどちらかの勝利を願うなか、"運命の一戦"は1-1で後半のアディショナルタイムを迎えていた。

 そんな背景があったので、日本対オーストラリア戦がベトナム対UAE戦よりも先に終了すると、そのピッチには何とも言えない空気が漂っているように見えた。静かに2分が過ぎると、両チームの選手たちが他会場の結果を確認している様子が中継からも分かった。
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 そこで印象的だったのが、日本の"10番"吉田湊海。他会場の経過を確認せず、落ち着かない様子で右に左に方向を変えながらピッチを歩く。その場の緊張感が伝わるシーンだった。

 そして3分47秒後、喜びを爆発させたのは日本の選手たちだった(なかには泣き崩れる選手も)。他方の試合が引き分けで終わった結果、オーストラリアの選手たちは失望を味わった。

 まさに明暗を分けた瞬間である。オーストラリアに敗れてから他会場の結果を知るまでの時間は、日本代表の選手たちにとって永遠の長さだったに違いない。

構成●サッカーダイジェストTV編集部
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