「日本の男子サッカーに与える影響はさほどない」”ロス五輪の出場枠減16→12“について森保監督はなぜそう断言したのか「世界大会に必ず出なくても…」

2025年04月12日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「オリンピックに出るのは難しくなるが」

五輪の出場枠減について話した森保監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2028年ロサンゼルス五輪のサッカー競技の出場枠が前回のパリ五輪から変更。女子の出場国が「12→16」に増える一方、男子のそれが「16→12」に減ることが正式決定した。これにより、男子サッカーのアジア枠は前回の「3.5」から確実に削られると見られている。

 国立開催のFC東京対柏レイソル戦の後、日本代表の森保一監督の囲み取材があったので、せっかくの機会だからと"五輪の出場枠減"について直球質問してみた。「ロス五輪の男子の出場国が『16→12』に減ります。これが日本の男子サッカー界に及ぼす影響は?」と。すると、森保監督は以下のように回答してくれた。

「出場枠が減るのでオリンピックに出るのは難しくなります。ただ、それが日本のサッカーに与える影響はさほどないと考えています」
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 その根拠は何なのか。

「オリンピックは素晴らしい経験ができる場で、そうした国際大会でプレーするのはもちろん大事です。ただ、育成からトップチームまで指導者のレベルが上がって、彼らが優秀な選手たちを育ててくれる環境が(すでに日本には)あります。そこに自信を持って、あとは選手たちが国内外でチャレンジできる環境を作ってくれればと。世界大会に必ず出なくても、選手が育つ環境があることに自信を持つべきです」

 世界大会を軽視しているわけでは決してない。

「指導者のレベルが上がっているからこそ、ユース年代の大会はどこか優勝してもおかしくない状況にあります。エリートではなくても、Jリーグや世界で活躍している選手がいます。それを日本サッカー全体で自信にしていければいいと考えています」

 たとえ五輪に出場できなくても、すでに日本には選手が育つ環境が整っている。そういうことを森保監督は主張したいのだろう。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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