レアル・マドリーに来ない?「絶対に行きません」。18歳の柿谷曜一朗はなぜ断ったのか

2025年04月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブラジルW杯後、24歳でバーゼルに移籍

柿谷氏が驚きのエピソードを明かした。(C)SOCCER DIGEST

"ジーニアス"と謳われた柿谷曜一朗氏は、10代で欧州のメガクラブから誘われていた。鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルで明かした。

 セレッソ大阪のアカデミー出身で、16歳の時にトップチームとプロ契約を締結。2007年のU-17ワールドカップに出場し、フランス戦で決めた超ロングシュートは今も語り草だ。

 大会後にはアーセナルやインテル、レアル・マドリーの練習に参加。「インテルは、僕の肌には合わなくて。『なんやこのジャポネーゼは』って感じで扱われちゃったんで、すごく怖いイメージがついた。アーセナルが一番、フレンドリーやった」という。

【動画】柿谷曜一朗、超絶ロングシュート秘話&レアル移籍をやめた真相
 鈴木氏から「レアルはどうでした?」と問われると、「契約の話になったのはレアルですね。レアルBにはたぶん、なっていたと思います」と振り返る。

 当時の柿谷氏は18歳。欧州移籍の大きなチャンスだったが、「海外で生活するという怖さが先に来て。友だちに会えないとか、家族に会えないみたいな」という心境で、「どうする?ってなった時に、絶対に行きません」と断った。

 その後はJリーグで実績を積み、ブラジル・ワールドカップに出場した2014年の夏、24歳でスイスのバーゼルに移籍し、自身初の海外でのプレーを経験した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 

次ページ【動画】柿谷曜一朗、超絶ロングシュート秘話&レアル移籍をやめた真相

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事