試合の最終盤にはゴールも
コロンビアとのトレーニングマッチで躍動した眞城。(C)Getty Images
怪我で離脱した浜野まいか(チェルシー)に代わって追加招集された18歳・眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)がなでしこジャパンの"デビュー戦"でどんな活躍をするのか。それが気になったので、4月8日に行なわれたコロンビア女子代表とのトレーニングマッチ(大阪府内)をチェックしてみた。
「日本サッカー史上最高傑作」「ガチな天才」ともファン・サポーターから評される眞城美春は、そう呼ばれるに相応しいタレントなのか。そんなことを考えながら、4-2-3-1システムの左ボランチで先発出場した彼女のプレーを追ったのだ。その詳細は以下のとおりである。
<前半>
1分30秒/左サイドから右足クロスで石川のヘディングシュートを演出。
2分22秒/左足でミドルレンジからシュート(枠外)。
4分51秒/エリア内で葉パスを受けて反転→フェイントでかわす→左足シュート(ブロックされる)。
6分20秒/ボール奪取から右足の巧みな縦パス。
23分20秒/敵エリア内でのパスカットから松窪のシュートを演出。
23分45秒/優れたボールタッチから味方にパス。
24分33秒/前線にふわりとしたパス(失敗)。
26分23秒/相手2人に囲まれてボールロスト。
29分25秒/中盤から前線の植木に痺れるくさびのパス。
37分35秒/粘り強いキープからパスミス。
38分49秒/絶妙なフリック。
前半を見ると、チームにすんなり溶け込んでいる印象。危機察知力に優れ、行動範囲も広くコロンビアにしてみれば厄介な存在に映った。守備面だけではなく、攻撃面でも味方にパスを要求するジェスチャーがあるなど積極的な一面も。オフ・ザ・ボールの動きも気が利いていて、ダイレクトで叩くところ、キープするところの判断も良く、及第点以上の出来だった。もちろんミスもあり、フィジカル的に物足りない部分も露呈したが、ネガテイブな印象はなかった。特に素晴らしかったのは29分25秒のくさびのパス。眞城のセンスが詰まったものだった。
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49分30秒/植木へのダイレクトパスで得点機を演出。籾木のゴールに繋がる。
50分49秒/キープから右サイドに展開。
51分33秒/的確なトラップから右サイドにパス。
52分10秒/細かいパスでゲームメイク。
54分46秒/危険なエリアでボールロスト。
62分03秒/タイトなマークで対応。
79分00秒/センターライン付近、敵陣左サイドでタイトな守備。
79分50秒/熊谷がアンカーに入り、眞城は前目のポジション(CFか。自由に動いている印象)に。
89分46秒/崩しの部分に関わり最後は右足シュートでゴール。
90+3分50秒/ゴール前で決定機を外す。
運動量豊富に前後半通して数多くボールに絡んだ。プレー強度に課題も、ミスは少なく、試合の最終盤にはゴールも奪うなど、"デビュー戦"という点を考えれば文句なし。優れた基本技術、さらにインテリジェンス溢れるプレーの数々は言わば「なでしこジャパンの守田英正」。コロンビア戦での彼女のプレーを森保ジャパンのメンバーで例えるならそうなるか。あくまでこの試合に限っての印象だという点を強調しておく。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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