「どういうわけか、全て否定的に捉えられる」トッテナム指揮官はつらいよ…EL準々決勝前に吐露「『優勝してもどうせいなくなる』と」

2025年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「『人々を納得させる』という議論には勝てない」

昨季からトッテナムを率いているポステコグルー監督。(C)Getty Images

 現地時間4月10日に開催されるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の第1レグで、トッテナムはフランクフルトとホームで対戦する。この一戦を前に、アンジェ・ポステコグルー監督が会見に出席した。英公共放送『BBC』が発言を伝えている。

 ポステコグルー体制1年目の昨季は、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得まであと一歩の5位に入ったものの、今季はプレミアリーグで大苦戦。ここまで31試合を戦って11勝4分16敗で、14位に沈んでいる。

 チームへの風当たりは強く、常に厳しい批判に晒されているなか、59歳のオーストラリア人指揮官は苦悩を吐露。こう語った。

「このクラブに対する軽蔑の念は、『勝者ではない』という見方だ。最終的に、勝者のメンタリティとは得点することだ。私たちは得点を挙げた。それなのにどういうわけか、この別世界ではトッテナムのやることなすこと全てが否定的なんだ」
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 渦巻く解任論。たとえ、ELを制してCLの出場権を獲得しても、人々の考えは変わらないだろう――。ポステコグルー監督は、世論との向き合い方を説いた。

「『人々を納得させる』という議論には勝てないと思う。優勝しても、どうせ私はいなくなる。それが人々の一般的な感情だ。それをモチベーションにしようとしても、どうせ勝てない。私たちにとっては、もっと何かがあるはずなんだ。最も大事なのは、厳しい時期を乗り越えてきたけど、まだインパクトを残せる位置にいるということだ」

 トッテナムはELでとびきりのインパクトを残せるか。プレミアリーグでの苦戦を吹き飛ばしたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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