夫人は自身のSNSで妊娠を報告
弁護士とともにカタルーニャ州高裁を後にするD・アウベス(左)。(C)Getty Images
かつてセビージャやバルセロナ、ブラジル代表で右SBやMFとして活躍し、欧州チャンピオンズリーグを3回、ラ・リーガを6回制するなど計40ものタイトルを手にした名手ダニエウ・アウベス(41歳)が、2年2か月ぶりに笑った。
2022年末にバルセロナ市内のナイトクラブのトイレで女性に性的暴行を加えたとして刑務所に仮収監され、24年2月、バルセロナ地裁から禁錮4年6か月の実刑判決を言い渡された。しかし、「女性と性行為をしたのは事実だが、合意の上だった」として控訴。その後、100万ユーロ(約1億6000万円)の保釈金を払ってバルセロナ市内の自宅に戻った(ただし制限付きの釈放で、パスポートは没収)。
そして3月28日、カタルーニャ州高裁は「アウベスが性的暴行を行なった証拠は不十分であり、また被害を訴えた女性の供述に矛盾があった」として無罪判決を下した。パスポートを返却されたD・アウベスは、ブラジルに帰国することも可能になった。
とはいえ、この女性が最高裁へ控訴する可能性が残されており、最終的に無罪が確定したわけではない。
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2022年末にバルセロナ市内のナイトクラブのトイレで女性に性的暴行を加えたとして刑務所に仮収監され、24年2月、バルセロナ地裁から禁錮4年6か月の実刑判決を言い渡された。しかし、「女性と性行為をしたのは事実だが、合意の上だった」として控訴。その後、100万ユーロ(約1億6000万円)の保釈金を払ってバルセロナ市内の自宅に戻った(ただし制限付きの釈放で、パスポートは没収)。
そして3月28日、カタルーニャ州高裁は「アウベスが性的暴行を行なった証拠は不十分であり、また被害を訴えた女性の供述に矛盾があった」として無罪判決を下した。パスポートを返却されたD・アウベスは、ブラジルに帰国することも可能になった。
とはいえ、この女性が最高裁へ控訴する可能性が残されており、最終的に無罪が確定したわけではない。
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私生活では、一時は離婚する意向を表明したスペイン人の夫人との関係を修復しており、今回の判決直後、夫人は自身のSNSで妊娠を伝えている。
D・アウベスは、刑務所に仮収監されていたときに所内のフットボール大会に出場して妙技を披露したことがあり、仮保釈後も偽名を用いて時折、バルセロナ市内のアマチュアチームでプレーしていた。ただし、彼の親しい友人によれば「すでに40歳を超えているし、自由を取り戻した喜びを家族と分かち合いたい」とのこと。再びプロ選手としてピッチに立つ意思はないようだ。ちなみに最後にプレーしたクラブはメキシコのプーマスで、2023年1月に契約を解除されている。
高裁で無罪判決が下されたとはいえ、この件でD・アウベスのイメージは著しく傷つけられた。失ったものは非常に多い。
22年間の選手生活で5500万ユーロ(約88億円)の資産を築いたと伝えられ、生活面の不安はない。それでも、フットボールが心底好きな男だから、いずれ指導者として、あるいは評論家として活動したいと考えても不思議はない。
しかし、D・アウベスを取り巻く状況はブラジルでもスペインでも依然として厳しい。何らかの活動を開始できるのは、最高裁で無罪判決を勝ち取ってから、ということになりそうだ。そこでもし有罪判決が下れば、刑務所に戻って残りの刑期を務めることになる。
文●沢田啓明
【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
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高裁で無罪判決が下されたとはいえ、この件でD・アウベスのイメージは著しく傷つけられた。失ったものは非常に多い。
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しかし、D・アウベスを取り巻く状況はブラジルでもスペインでも依然として厳しい。何らかの活動を開始できるのは、最高裁で無罪判決を勝ち取ってから、ということになりそうだ。そこでもし有罪判決が下れば、刑務所に戻って残りの刑期を務めることになる。
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【著者プロフィール】
1986年にブラジル・サンパウロへ移り住み、以後、ブラジルと南米のフットボールを追い続けている。日本のフットボール専門誌、スポーツ紙、一般紙、ウェブサイトなどに寄稿しており、著書に『マラカナンの悲劇』、『情熱のブラジルサッカー』などがある。1955年、山口県出身。
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