元日本代表DFの名良橋晃氏が、自身のYouTubeチャンネル『名良橋さんの大悟味ちゃんねる』で、アビスパ福岡について語った。

　今季に金明輝監督を招聘した福岡は、開幕３連敗とスタートダッシュに失敗。だが、その後は持ち直し、４節のヴィッセル神戸戦（１－０）以降は５勝１分け。現在５位につけている。

　名良橋氏は「良いチームに仕上がっていると、個人的には思います」とし、新指揮官の戦術が浸透していると述べる。

「堅守速攻が（前任の）長谷部（茂利）監督が作ったカラーだった。そのなかで、明輝さんが新監督になって、ボールをしっかり握れるチームになりました」

　３節まではボール回しに固執する傾向もあったが、それも改善されて守備も安定しているという。
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「ロングボールも上手く使うようになって、相手を見ながら、攻撃を作り始めたなかで、徐々に勝点を積み上げている。攻撃の時間も作れるし、守備で耐える時間帯は耐える。その中心が安藤（智哉）選手と田代（雅也）選手。このセンターバック２枚は堅い。あとはゴールキーパーの村上（昌謙）選手。僕のなかでは村上じゃなくて"村神"だと思うので"村神様"」

　なかでも26歳の安藤に関しては「点も取れますし、跳ね返せます」と攻守両面の能力を高く評価する。

　名良橋氏は、現在の好調が一時的なものではないと見ているようで、「力はあると思う。ここから勝点を積み上げて。楽しみですよ」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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