あれだけ強かったのに…リバプール、ここにきて4戦3敗。指揮官は“魔の14分間”を嘆く「1試合で3つもなんて」

2025年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

4戦不発の大エースについては…

リバプールはフルアムに逆転負けを喫した。(C)Getty Images

 4月6日に開催されたプレミアリーグ第31節で、遠藤航が所属する首位のリバプールは、10位のフルアムと敵地で対戦し、2-3で敗れた。アルネ・スロット新監督のもと開幕から連勝街道を突き進んでいたが、ここ最近は負けが込み、直近の公式戦4試合で3敗となった。

 先制したのはリバプールだった。開始14分、アレクシス・マカリステルがハーフウェイライン付近から力強いドリブルで持ち運び、右足を一閃。強烈なシュートをゴール左隅に突き刺し、早々に均衡を破った。

 ただ、23分にライアン・セセニョンに被弾。あっさり同点に追いつかれると、その後にビルドアップ時のミスもあり、33分と37分にも失点。1-3で折り返し、後半を通して懸命に反撃を続けたが、72分にルイス・ディアスが1点を返すのが精一杯だった。

 英公共放送『BBC』によれば、スロット監督は試合後のインタビューで「(3失点した)14分間は難しい時間帯だった。相手のクオリティとフィニッシュを除けば、ほとんどが我々のミスによるものだ」と発言。ミスの多さを嘆いた。

「一般的に、我々はこのようなミスをあまり犯さない。ましてや1試合で3つなんてない。後半のパフォーマンスはとても良かったが、前半に3失点していては、このレベルの試合に勝つのは難しい」
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 27ゴールでプレミアリーグ得点ランキング首位を走るモハメド・サラーは、ビッグチャンスをモノにできず、公式戦4試合ノーゴールに。エースの調子を問われると、オランダ人指揮官は、あれこれ言われるのはスーパースターである証だと考えを示した。不発は気に留めていないようだ。

「彼は(人々がその件について話していることを)褒め言葉として捉えるべきかもしれない。(得点を重ねていた時の)彼の数字は普通ではなかったからね。モーの良いところは、自分がどういう選手なのかを知っていることだ。モーはまた際立つ活躍を見せるだろう。心配していないよ」

 4月13日にホームで行なう次節のウェストハム戦では、本来のリバプールとサラーの姿を見られるか。フルアム戦では出番がなかった遠藤の活躍にも期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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