「ひどかった」よもやのリーグ16敗目!14位低迷のトッテナムをOBの元英代表が酷評!指揮官の行為も問題視「(ファンと)隔たりがある」

2025年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「監督にとって理想的じゃない」

16敗目を喫したトッテナム。(C)TOSHI TAKEYA(SOCCER DIGEST)

 トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、ますます苦境に立たされている。

 4月3日のプレミアリーグ第30節で、トッテナムはチェルシーに敵地で0-1と敗れた。後半立ち上がりに先制を許すと、これが決勝点となり、今季16敗目を喫している。

 英公共放送『BBC』によると、OBのジェイミー・レドナップは英衛星放送『Sky Sports』で「トッテナムはひどかった」と話した。

「もっとひどいことになっていたかもしれない。どのセクションも十分じゃなかった。チェルシーのほうがはるかに良かった」

 後半、ポステコグルーがパペ・マタール・サールを投入したことに、トッテナムのサポーターは不満を示した。そのサールがネットを揺らすと、指揮官は耳に手を当てるジェスチャーを見せている。だが、VAR介入でサールの得点は取り消しとなった。

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 元イングランド代表MFは「サールが決めたとき、アンジェは『オレのほうが分かっているんだ』というように耳を当てた。今は両者(トッテナムファンとポステコグルー)の間に隔たりがある」と述べている。

「監督にとって理想的じゃない。これからビッグマッチもあるんだ。顔を上げ、前進し、ハードワークを続け、やっていることを信じなければいけない」

 ただ、16敗してのリーグ14位という成績だけに見通しは明るくない。レドナップは「ポステコグルーにとっては、歴史をつくるか、自分が歴史になるかだろう」と話した。

「トッテナムの監督としてシーズン16敗。素晴らしい選手たちもいるのだから、ファンは納得しないだろう。パフォーマンスは十分じゃなかった。何かタイトルを獲得できれば、彼らにとっては信じられないことだろうね」

ヨーロッパリーグでベスト8に勝ち進み、準々決勝でフランクフルトと対戦するトッテナム。不本意なシーズンの唯一の光とすることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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