レアル・ソシエダの久保建英は、ビッグクラブからの関心がしきりに取り沙汰されている。

　そんななか、英メディア『TEAMTALK』が、リバプールがモハメド・サラーの後継者として有力視しているほか、同じプレミアリーグのトッテナムやドイツの強豪バイエルンが興味を持っていると報じた。

　そんななか、韓国メディア『OSEN』は、トッテナムからの関心に注目。「移籍の関心が高まるなか、クボがソン・フンミンの後継者として浮上」と伝えている。

「日本のサッカー界のエースとして知られるクボは、複数のビッグクラブから関心を集めている。モハメド・サラーではなく、ソン・フンミンの後継者としての期待が高まっている」

　同メディアは、サラーが契約延長する可能性に触れ、「リバプールではなくトッテナムとバイエルンがクボの移籍先として浮上している」と報道。日本代表MFについて、こう紹介している。

「クボはラ・リーガで注目すべき攻撃力の持ち主だ。バルセロナとレアル・マドリーの出身で、ウイングとしても攻撃的MFとしてもプレーでき、時にはシャドーストライカーとしてもプレー可能だ。彼のスピード、クリーンなドリブル、突破後の驚異的なクロスやシュートはどれも印象的だ」

「クボは2022年夏にソシエダに移籍して以来、大活躍している。イ・ガンインと共にプレーしたマジョルカを離れ、（ソシエダで）デビューシーズンに９ゴール・４アシストを記録してクラブの年間最優秀選手に選ばれた。昨シーズンは公式戦41試合で７ゴール・５アシストを記録した。今シーズンも先発として活躍し、７ゴール・４アシストをマークしている」
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　記事は「リバプールがサラーの残留に成功すれば、クボ獲得の緊急性は低下するだろう」としつつ、「トッテナムとバイエルンはともに今夏、ウイングの交代を模索している」と続けている。

「トッテナムではソン・フンミン、リシャルリソン、ブレナン・ジョンソンなど数人のアタッカーの将来が不透明だ。ジャスティン・クライファート、タイラー・ディブリング、アントワーヌ・セメニョなどの名前がすでに挙がっている。クボがトッテナムに加入すれば、ソンと『韓国人と日本人のコンビ』を組むか、ソンの後継者になるかのどちらかになるだろう」

「バイエルンでは、リロイ・サネ、キングスレー・コマン、セルジュ・ニャブリもチームを離れる可能性が高い。これが、クボが同クラブに移籍すると常に噂されてきた理由の一つだ。現在、バイエルンには韓国人DFキム・ミンジェと日本代表DF伊藤洋輝が所属しており、クボの適応に大いに役立つだろう」

　果たして、この３チームのいずれかに新天地を求めるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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