元日本代表MFのラモス瑠偉氏が『TVer』で配信中の「MONDAY FOOTBALL」で、2026年北中米ワールドカップ出場を決めた日本代表について言及した。

　質問に「○」「×」で回答する企画の中で、「現在の日本代表は史上最強か？」との問いに、ラモス氏は「×」の札を上げる。

　その理由について問われると、「比較することはない。時代が時代だし。私たちの前の（木村）和司の時代も、あの環境の中であそこまで日本を連れて行ってくれたのはすごい」と主張。こう見解を続けた。

「私たちも、みんな（1994年のワールドカップ出場目前で予選敗退となった）ドーハ（の悲劇）のことばかりしか浮かんでこないけど、92年にアジアカップで優勝している。誰もあそこまで行くとは予想していなかった。あのアジアカップを獲った時のオフト（監督の）ファミリー、あのチームはすごかった。一体感がすごかった」

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　元日本代表の10番は「中田（英寿）の時も一時よかった時があった」とも。違う時代の代表チームを比較するのはナンセンスとの認識を示した。

　それでも、「北中米ワールドカップでベスト８以上に行けるか」という質問には迷わず「○」を出し、「優勝を目ざしてほしい」とエールを送った。

　W杯で初のベスト８進出を果たして初めて、「史上最強」と言えるのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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