「かつてない怒りだ」「最も衝撃的な瞬間」久保建英に激昂!手を出した名手モドリッチの“ブチギレぶり”に現地メディアも唖然!「いつもとは全く違う」

2025年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

2戦合計5-4でマドリーが勝利

久保とひと悶着あったモドリッチ。(C)Getty Images

 39歳の名手が感情を爆発させた。

 レアル・マドリーは現地4月1日に行なわれたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝の第2レグで、久保建英が所属するレアル・ソシエダとホームで対戦。敵地での第1レグを1-0で制していたなか、延長戦にもつれ込む激闘の末に2戦合計5-4で勝利を収めた。

 この試合で、途中出場したマドリーの主将ルカ・モドリッチが激昂したのが、延長後半立ち上がりのシーンだった。突破を仕掛けたヴィニシウス・ジュニオールがソシエダのホン・アンデル・オラサガスティに激しいタックルを浴びると、マドリー側がレッドを要求してヒートアップし、ソシエダ陣営も熱くなる。

 苛立っていたモドリッチは、交代で下がったばかりの久保がソシエダ側のベンチから飛び出してくると衝突。なんと首元を掴んで怒りを露わにした。
【画像】激昂したモドリッチが久保建英の首根っこを掴む衝撃シーン
 このブチギレぶりは現地でも話題となり、マドリーの専門サイト『MADRID UNIVERSAL』は「レアル・マドリーのベテラン選手がヴィニシウスへの厳しいチャレンジでかつてない怒りを露わにした」と題した記事を掲載。こう伝えている。

「レアル・マドリーは国王杯決勝進出を決めたが、レアル・ソシエダとの試合は、選手とファンの双方から怒りを巻き起こしたいくつかの物議を醸す審判の判定によって影を落とした。この試合は、ジュード・ベリンガムに明らかなペナルティを与えなかったことや、ヴィニシウスへの激しいタックルの後にオラサガスティを退場させなかったことなど、アルベロラ・ロハス主審の疑わしい判定によって台無しになった」
 
 記事は「ブラジル人ウインガーは試合中も試合後も明らかにイライラしており、審判の判定に対する怒りを表明した。『説明できない。明らかにレッドカードだ』とヴィニシウスはコメントし、このファウルはレッドカードに値すると信じる多くの人々の気持ちを反映した」と続けた。

「このチャレンジはベルナベウの観客を激怒させた。彼らはこの事件が試合の流れを変えかねない決定的な瞬間だったと見ていたからだ」

 そして、「審判の判定に激怒したのはヴィニシウスだけではなかった。冷静な態度で知られるモドリッチも、いつもとは全く違う表情を見せた」とし、名手の衝撃的な行為を振り返った。

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