絶好調の前田大然がリーグ年間MVPに輝くのは、ほぼ確実かもしれない。スコットランドの地元紙『The Scotsman』が伝えた。

　セルティックの前田は今季、ここまで得点を量産。１月下旬にFW古橋亨梧がフランスへ移籍したなかでも、そのエースの穴をしっかりと埋める活躍で、チームを支えている。

　現地３月29日に開催された直近のスコットランドリーグ第31節、ハーツ戦でも２ゴール。驚異の公式戦６試合連続得点で、今季30点目と大台に乗せた。

　そんなチームに欠かせない日本人ストライカーを同メディアは、「もう決まったことだと言う人もいるが、その理由は理解できる。前田は2025-24シーズン終了時、調子が著しく低下しない限りは、年間最優秀選手賞の受賞を阻止されることはないだろう」と見解を示した。
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　続けて、止まらない前田をこう絶賛している。

「今シーズン、彼のゴール数は43試合で30ゴール。さらに９アシストも加えると、スコットランドサッカーのフォワードの中では群を抜いて最高の成績を収めている。

　前田はセルティックの容赦ない攻撃者であり、ディフェンダーが対戦するのを嫌がるタイプの選手だ。俊敏で攻撃的であり、ゴール前での落ち着きも向上。身長は６フィート（約183センチ）をはるかに下回るが、空中戦に強く、その多才なプレーは、今年に入ってから現在のリーグ首位チームに新たな息吹を与えている」

　スコットランドで圧倒的なインパクトを残している前田。シーズン終了までこの勢いを維持できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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