第８節までが終了した北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、唯一予選敗退が決定したのがグループAの北朝鮮だ。

　３月シリーズはカタールに１－５、UAEに１－２で連敗。２分け６敗の勝点２でプレーオフに回る４位以内に入る可能性も消滅した。

　そんななか、韓国メディア『スターニュース』は「中国が北朝鮮を揶揄」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「中国は、2026年FIFA北中米ワールドカップへの出場に完全に失敗した北朝鮮に注目している。中国メディアの『ソーフー』は、北朝鮮が98分に失点し、W杯出場に完全に失敗したとし、『状況は中国代表よりひどい』と報じた」

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『スターニュース』は「中国もグループCで６ポイント（２勝６敗）の最下位（６位）だ。しかし、北朝鮮と違って、ワールドカップ進出の望みはわずかにある。中国は今後、インドネシアとバーレーンと対戦し、両方の試合に勝てば４位に浮上する可能性がある」としつつ、こう続けている。

「しかし、中国のワールドカップ出場は奇跡に近い。これまでの中国の成績の悪さを考えると、非常に難しい」

　風前の灯火の中国は、その奇跡を起こせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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