「平均すると1億8200万人に対して1枠しかない」
オセアニア予選を5連勝で終えたニュージーランド代表。(C)Getty Images
森保一監督が率いる日本代表は3月20日に行なわれた北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第7節で、バーレーンに2-0で勝利。アメリカ、カナダ、メキシコの開催国以外では一番乗りで本大会出場を決めた。
その4日後、FIFAランキング89位のニュージーランドがオセアニア予選の決勝でニューカレドニアと対戦。3-0で快勝し、2番目に本大会行きの切符を掴んでいる。
オセアニア予選の5試合で29得点1失点とライバルを圧倒し、4大会ぶり3度目の出場を決めたそのニュージーランドに注目したのが、中国の大手スポーツメディア『新浪体育』だ。
「ニュージーランドはなぜワールドカップに出場できたのか?」と見出しを打ち、「5試合全てに勝利し、得失点差29対1という圧倒的な差でオセアニアのワールドカップ出場権を獲得した」と伝えた。
同メディアは「オセアニアサッカー連盟に属していた時のオーストラリア(現在はアジアサッカー連盟に所属)は、ワールドカップ予選11回のうち2回しか出場権を獲得していなかった」とし、こう続けている。
「オーストラリアがオセアニアを離れてアジアに加わったことで、出場権獲得へのプレッシャーが軽減されただけでなく、ワールドカップの出場国が(48か国に)拡大し、人口500万人のニュージーランドがオセアニア枠でのワールドカップに"保証"されることが可能になった」
【画像】日本代表のサウジアラビア戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介!
その4日後、FIFAランキング89位のニュージーランドがオセアニア予選の決勝でニューカレドニアと対戦。3-0で快勝し、2番目に本大会行きの切符を掴んでいる。
オセアニア予選の5試合で29得点1失点とライバルを圧倒し、4大会ぶり3度目の出場を決めたそのニュージーランドに注目したのが、中国の大手スポーツメディア『新浪体育』だ。
「ニュージーランドはなぜワールドカップに出場できたのか?」と見出しを打ち、「5試合全てに勝利し、得失点差29対1という圧倒的な差でオセアニアのワールドカップ出場権を獲得した」と伝えた。
同メディアは「オセアニアサッカー連盟に属していた時のオーストラリア(現在はアジアサッカー連盟に所属)は、ワールドカップ予選11回のうち2回しか出場権を獲得していなかった」とし、こう続けている。
「オーストラリアがオセアニアを離れてアジアに加わったことで、出場権獲得へのプレッシャーが軽減されただけでなく、ワールドカップの出場国が(48か国に)拡大し、人口500万人のニュージーランドがオセアニア枠でのワールドカップに"保証"されることが可能になった」
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記事は「ニュージーランドの人口はわずか500万人で、世界ランキングは90位前後だ。しかし、ワールドカップの出場国拡大で本大会の1枠を占めるようになった」と綴り、地域ごとの出場枠の割り当てに疑問を呈している。
「オセアニア地域の現在の人口は2500万人未満だが、48チームに出場国が拡大した後、ワールドカップへのダイレクト出場枠が1つある。開催国を除く世界の77億人に対し、予選を通じてワールドカップ出場枠が45枠割り当てられた。平均すると1億8200万人に対して1枠しかない。人口の割当はオセアニアの7倍以上だ。(オセアニアは本当に新レギュレーションの)勝者だ」
「オセアニア地域の現在の人口は2500万人未満だが、48チームに出場国が拡大した後、ワールドカップへのダイレクト出場枠が1つある。開催国を除く世界の77億人に対し、予選を通じてワールドカップ出場枠が45枠割り当てられた。平均すると1億8200万人に対して1枠しかない。人口の割当はオセアニアの7倍以上だ。(オセアニアは本当に新レギュレーションの)勝者だ」