“残り15分”にドラマが!? RB大宮が誇示する終盤の底力。特筆すべきリーグトップの「5得点」

2025年03月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

ルヴァン1回戦でも89分に同点弾

終盤に抜群の得点力を発揮している大宮。写真:福冨倖希

 3月26日に行なわれたルヴァンカップ1stラウンド1回戦で、RB大宮アルディージャはいわきFCと対戦。3-3で突入したPK戦を7-6で制し、2回戦に駒を進めた。

 90分のゲームでは、常に先手を取られる展開だった。1点ビハインドで終了間際を迎えたが、89分に浦上仁騎が起死回生の同点弾。チームを救ってみせた。

 土壇場での勝負強さは、J2の舞台でも変わらない。6節を終え、5勝1敗の勝点15で2位。総得点は11で、特筆すべきはその時間帯だ。

 ここまで前半はわずか1点しか奪えていないが、後半は10点を記録。そのうち「76分から終了まで」の得点は、全体を通して最多の5点。これはリーグでもトップの数字だ。
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 23日の6節・水戸戦は2-0で勝利。前半はやや押し込まれたが、我慢強く守りながら後半につなげ、80分にオリオラ・サンデーが均衡を破ると、その3分後に杉本健勇もネットを揺らした。

 振り返れば、2-1で競り勝った開幕の山形戦で、藤井一志の決勝点が生れたのは90+7分。2-1で逆転勝ちした4節・山口戦では、79分にアルトゥール・シルバが勝ち越し弾を奪っている。

 J2復帰1年目で上々の滑り出しを見せている大宮。土壇場の底力は1つの強みだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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