逸材が、魅せた。

　FC東京は３月20日にルヴァンカップ１stラウンド１回戦で奈良クラブと対戦。90＋５分に安斎颯馬が均衡を破り、１－０で勝利した。

　接戦を制した一戦で、新記録が打ち立てられた。J１最年少出場記録（15歳10か月６日）を持つMF北原槙が65分に途中出場。15歳８か月13日。現役時代に日本代表でも活躍した森本貴幸氏の大会最年少出場記録(15歳10か月20日)を更新した。

　特大のポテンシャルを秘めるホープは、71分に会場を沸かせる。自陣のセンターサークル付近でキープすると、前方を確認し、右足を一振り。完璧にコントロールされた距離の長い斜めのロングパス。逆サイドで走り出した野澤零温の足もとに届けた。
【動画】北原槙の素晴らしいスルーパス！

　クラブの公式Xが「素晴らしいスルーパス!!」などと綴り、このワンプレーを公開。SNS上では以下のような声があがった。

「これはやばかった」
「美しいパスの軌跡 天才」
「ホンモノの天才だった」
「このパス出せるセンスは天性のもの」
「１人だけ見えてる世界が違う」
「小野伸二かよ」
「北原槙、こいつは本当にヤバいぞ」
「これをグラウンダーで通すのえぐい」
「視野の広さどうなっとんねん!?」
「これ中学生は本当にエグいわ」
「とんでもない15歳よ」
「10年後、まだ25歳なのすごい」
「いずれは東京の10番だ！」

　抜群の創造性とスキルが称賛を浴びた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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