６勝１分け。24得点２失点。圧倒的な成績で世界最速での本大会出場を決めれば、注目度が高まるのは当然だ。

　森保一監督が率いる日本代表は３月20日、埼玉スタジアムで北中米ワールドカップ・アジア最終予選のバーレーン戦に臨み、２－０で勝利を収めた。これで日本は８大会連続となる通算８回目の本大会出場を決めている。

　ホスト国のアメリカ、メキシコ、カナダを除けば、日本は世界初の26年W杯出場決定。史上最速の快挙は、あらためて現在の日本代表の勢いを感じさせた。

　前回大会で日本は強豪ドイツ、スペインを撃破し、決勝トーナメントに進出。PK戦の末にクロアチアに屈したが、ベスト16への道のりは多くの国で称賛された。その後も親善試合でドイツを再び下し、さらにアジアでも好成績を残してきただけに、サムライブルーに対する評価は高まっている。

　移籍市場に精通するイタリアのジャンルカ・ディ・マルツィオ記者のサイトは、マンガ『キャプテン翼』を用いて森保ジャパンの強さを伝えている。世界中で愛される『キャプテン翼』は、イタリアでも『Holly e Benji』の名で大人気だ。

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　同サイトは見出しで「Holly e Benjiどころじゃない」と報道。前回W杯や以降の成績を紹介し、「モリヤスは26年W杯に堅実さと予測不能さをもたらすはずだ」と伝えている。

「クボ（久保建英）、ミトマ（三笘薫）、イトウ（伊藤洋輝）は『Transfermarkt』で市場価値が合計1億2000万ユーロ（約204億円）超。彼らの才能のおかげで、本当にまた世界中を驚かせるかもしれない。まさにHolly e Benjiのように、最強になることを夢見ながら」

　道のりは長い。だが、選手たちはW杯優勝を信じている。これまでにない速さで本大会出場を決めた日本は、本大会でどんな戦いを見せてくれるのか。期待は高まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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