古橋亨梧はセルティックでゴールを量産し、レジェンドのヘンリク・ラーションとたびたび比較された。古橋退団後、CFとして得点力を爆発させている前田大然も、そこに仲間入りするかもしれない。

　公式戦で28ゴールと自己ベストのシーズンを過ごしている前田。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、レジェンドOBのクリス・サットンは『Sky Sports』で、日本代表FWがリーグの年間最優秀選手だと思うとの見解を示した。

「シーズン序盤はニコラス・キューンだったと思う。だが、それから彼（前田）はセンターフォワードの役割を担い、いかに適応できるかを示してきた。セルティックに加入したときから、その位置でプレーできることは知っていたね。でも、彼は素晴らしかった。可能な限り良いかたちで驚かせてくれた」

　プレミアリーグの得点王にもなった名手は、「インタビューを聞いて興味深いが、彼はゴールやアシストよりも寄せについて話していた」と、得点以外の貢献にも言及している。

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「私はこれまでたくさんサッカーを見てきた。だが、マエダほどのインテンシティでうまくやる選手は見たことがない。彼のように意図と知性を持った選手は多くない。ここ数シーズン、彼が本当に良くなったのは、ゲームにおけるインテリジェンスと意識だ。つなぎのプレーも大きく向上した」

「彼はセルティックにとって非常に貴重な選手と証明したんだ。左サイドだろうが、右サイドだろうが、そして今のようにCFだろうがね」

　コメントを伝えた67 HAIL HAILは、「日本人スターがここから何をしようと、ラーションのレガシー（遺産）を上回ることはないだろう」と報じた。

「だが、サットンは、マエダには他が肩を並べられない点があると感じている」

　計り知れない献身性は、以前から称賛されてきた。今後に向けて去就も注目されるようになっている前田だが、セルティックでどれだけのレガシーを残せるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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