「日本人がなんと7人、代表選手まで2部降格か」STVVの危機を韓国メディアが報道「2部に落ちれば、日本サッカーに大打撃だ」

2025年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シント=トロイデンの運命は残り6試合で決まる」

藤田譲瑠チマら多くの日本人選手がプレーしているSTVVが2部降格の危機だ。(C)STVV

 小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、小川諒也、藤田譲瑠チマ、伊藤涼太郎、山本理仁、小森飛絢を擁するシント=トロイデン(STVV)が、ベルギー2部降格の危機だ。

 STVVは昨夏の移籍市場で草刈り場となり、戦力が大幅にダウン。開幕から3分3敗と躓いたところで1年目のクリスティアン・ラタンツィオ監督を早々に解任し、2020年にユニオン・サン=ジロワーズの再建を託され、卓越した手腕を発揮したフェリス・マズーを迎えた。しかし、その後も勝点を伸ばせず、16チーム中14位でレギュラーシーズンを終えた。

 代表ウィーク明けからは、13位セルクル・ブルージュ、15位コルトレイク、最下位ベールスホットと過酷なプレーオフ(ホーム&アウェー)を戦い、そこで1位になれば残留を決められる。2位の場合は、2部リーグのプレーオフ(3位から6位まで)の1位チームとの昇降格プレーオフ、3位、4位の2チームは自動降格だ。

 厳しい立場にあるなか、韓国メディア『STAR NEWS』が「日本人選手がピンチ。なんと7人、代表選手まで2部降格か。シント=トロイデンが降格危機」と題した記事を掲載。現状を次のようにレポートしている。

「日本企業が運営するSTVVは今季、苦しい時期を過ごしている。ベルギーのジュピラーリーグは30節まで行なわれたなか、7勝10分13敗(勝点31)で14位のため、残留プレーオフを戦わなければならない」
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 そのうえで、「もし2部に落ちれば、日本サッカーに大打撃だ」と指摘。パリ五輪でキャプテンを務めた藤田が、森保ジャパンの最新メンバーの一員である点に触れている。

「STVVには日本人選手が7人もいて、日本代表選手も含まれている。MFのフジタが今回のモリヤスのチームに入った。今季リーグ戦で27試合3アシストを記録しているフジタは、STVVの中心選手としてプレーしている。また、世代別代表の守護神コクボもSTVVの主力GKを担っている。だが2部に降格すれば、競争力低下は不可避である。日本が心配するわけだ」

『STAR NEWS』は「シント=トロイデンの運命は残り6試合で決まる」と締め括った。窮地を脱し、トップリーグに踏み留まれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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