現地時間３月16日に開催されたリーグカップ決勝で、ニューカッスルは遠藤航が所属するリバプールと聖地ウェンブリーで対戦。２－１でビッグマッチを制し、1954-55シーズンにFAカップを制して以来、70年ぶりに国内タイトルを獲得した。

　ニューカッスルは序盤からリバプールに襲い掛かると、45分にCKからDFダン・バーンがゴール。先制して折り返すと、53分にFWアレクサンデル・イサクが追加点を挙げ、リードを２点に。その後、90＋４分に１点を返されるも、同点弾は許さず。ついに歓喜の瞬間を迎えた。

　英公共放送『BBC』によれば、２日前にイングランド代表に初招集された32歳のバーンは、興奮気味にこう語った。

「夢を見ているようで、全てが嘘になりそうで、眠りたくないよ。こんな機会はそうそうないから、大事な日のために取っておいたんだ。不思議な気分だよ。今は感覚が麻痺している。明日（イングランド代表のトレーニング）は８時に一番乗りするよ」
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　また、加入４年目で今季からキャプテンを務めるMFブルーノ・ギマランイスは、「全てはファンのためだ。彼らは全てに値する。僕が初めてここに来た時、『自分の名前を歴史に刻みたい』と言ったんだ。今、僕らは『再びチャンピオンになった』と言える」と熱く語った。

「言葉もない。人生で最高の日だ。ファンにとってはワールドカップのようなものだ。ここは僕の第二の故郷だ。僕らは歴史を作っている。いつかこのクラブを去る時、（クラブレジェンドの）アラン・シアラーに捧げるように、ファンに僕の名前を歌ってもらいたい。彼（シアラー）は試合前にメールをくれたんだ。今日は感無量だよ」

　チャンピオンズリーグ敗退から５日後に、再び手痛い敗北を喫したリバプールとは対照的に、ニューカッスル側はお祭り騒ぎとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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