現役時代はセレッソ大阪や徳島ヴォルティスなどで活躍した元日本代表FWの柿谷曜一朗氏が、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。古巣のC大阪について語った。

　３月15日に行なわれたJ１第６節で、C大阪は敵地で横浜FCと対戦。27分に先制されると、53分にも失点し、最後まで相手のゴールを割れずに０－２で敗れた。この結果、５戦未勝利で18位に後退した。

　柿谷氏は、この一戦に先発した若きアタッカー陣に注文を付ける。56分に田中駿汰からパスを受けて左足でシュートを放ったものの枠を捉えられなかった北野颯太に対しては、「切り返した時にちょっとボールが離れているので、打たんで良かったんですよね。横にパスを出せば」とコメントする。
【動画】"ジーニアス"が指摘！ 北野＆中島の惜しいシュート

　また63分に畠中槙之輔と北野がつないだボールを受けて右足を振ったが、相手GKに阻まれた中島元彦には、「セレッソの狙っている形。中島選手の右足のシュートが、パスなのかちょっと分からん。パスなのかな」と首をかしげる。

　中島に関しては、前半にもシュートを打てる場面でパスを選択したプレーもあり、25歳FWの得点能力を高く評価している柿谷氏は「現地に行って、言っておけば良かったですね。『（パスを）出すなよ』って。そしたら打っていたかもしれないし。もったいなぁと思って」と述べた。

　自身と同じC大阪のアカデミー育ちで期待されるアタッカーの北野と中島に、"ジーニアス"が喝を入れた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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