現地時間３月16日に開催されたプレミアリーグ第29節で、冨安健洋（怪我で離脱中）が所属する勝点55で２位のアーセナルは、同49で４位のチェルシーとホームで対戦した。

　アーセナルは立ち上がりから押し込み、20分に先制に成功。ウーデゴーが蹴ったCKにニアで反応したメリーノが、絶妙なバックヘッドで流し込んだ。

　34分には鋭いカウンターを発動し、マルチネッリがペナルティエリア右からシュート。しかし、クロスバーの上を越える。

　その３分後には、ククレジャの強烈なボレーシュートを守護神ラヤがキャッチミス。ボールは斜め後ろに向かい、失点かと思われたが、ぎりぎり枠の左に転がり、何とか難を逃れる。
【動画】超絶妙！メリーノのヘッド弾

　１－０で折り返すと、60分にメリーノがフリーでボレーシュートを放つも、サンチェスに阻まれる。

　さらに73分にはペナルティエリア手前の好位置でFKを獲得。ライスが右足で狙うが、壁に当たってしまう。

　結局、このまま１－０でタイムアップ。アーセナルは追加点こそ奪えなかったものの、CF起用のMFメリーノの決勝点で接戦をモノにし、リーグ戦４試合ぶりに勝利を挙げた。

　首位を走るリバプールとの勝点差は、残り９試合で「12」となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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