「最初の試合では歌わない」新生イングランドのドイツ人指揮官が『God Save the King』に敬意「歌う権利を獲得しなければならない」

2025年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私にとってとても大きな意味を持つ。それは間違いない」

イングランド代表を率いるトゥヘル監督。初陣では国歌を歌わないと宣言。(C)Getty Images

 初陣では"静聴"するようだ。

 今年1月にイングランド代表監督に正式就任したトーマス・トゥヘル。3月21日に行なわれる北中米ワールドカップ予選のアルバニア戦が最初の指揮となるドイツ人は、メンバー発表の席で、試合前に『God Save the King』を歌わないと述べた。英公共放送『BBC』などが伝えている。

「これは当然のことではないと感じている。ただ歌うだけではだめだ。だから最初の試合では歌わないことに決めた」

 もちろん、軽視しているわけではない。トゥヘル監督なりの考えがあるからだ。

「第一に、この国歌は非常に力強く、感情に訴える、意味深いものだ。私はサイドラインに立ってイングランド代表チームを率いることができて、これ以上ないほど誇りに思う。国歌はすべてを意味するし、私にとってとても大きな意味を持つ。それは間違いない」

 だからこそ、である。51歳の指揮官は「国歌はそれほど意味深く、感情的で、力強いものなので、歌う権利を獲得しなければならないと感じている」という。
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 何よりも、まずは結果を残して、周囲から認められなければならない。

「もっと文化に浸り、選手やサポーターから自分の権利を獲得する。みんなが『彼は今、歌うべきだ、我々の一員だ、イングランド人監督だ、彼が歌うべきだ』と感じるようにしなくてはならない」

 新生イングランドの船出と、新監督の振る舞いが注目を集めそうだ。3月シリーズでスリーライオンズは21日にアルバニアと、25日にラトビアと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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