ブライトンの三笘薫を巡って、大争奪戦が勃発するかもしれない。

　英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は３月12日、「マンU、リバプール、チェルシーが5500万ユーロの移籍を検討しており、大きな進展が間もなく予想される」と題した記事を掲載。次のように報じた。

「情報筋からの最新情報によると、ブライトンは現在、スターウインガーのミトマとの新契約締結に近づいており、2030年まで有効な新契約を結ぶことを望んでいるという。情報筋はCaughtOffsideに対し、ミトマにはマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、チェルシーのほか、欧州の強豪バイエルンやパリ・サンジェルマンも興味を示しており、サウジ・プロリーグのアル・ナスルも以前から獲得に動いていたと伝えている」

　同メディアは「この日本代表選手はプレミアリーグで活躍しており、主要クラブからの関心を集めているのも当然だ。それでも、ミトマは近いうちに新たな契約を結び、ブライトンに将来を託すだろうという印象があり、これらのクラブのいずれかが彼の獲得に乗り出すかどうかはまだ分からない」と続けた。

「ブライトンはミトマを約5500万ユーロと評価しているとみられており、27歳の将来に関してブライトンは近いうちに強い立場に立つはずだ。ミトマがビッグクラブにとって貴重な存在となる素質を持っていることは明らかだが、ブライトンはプレミアリーグで期待以上の成績を残し続けており、同選手に対して良いオファーをできるのは間違いない」

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　そして、プレミアリーグの強豪３クラブの状況について、こう説明している。

「ユナイテッドは今、ミトマのようなトップクラスのワイドプレーヤーを必要としている。なぜなら、アレハンドロ・ガルナチョのような成績不振の選手に代わる補強が緊急に必要だからだ。一方、マーカス・ラッシュフォードとアントニーはレンタル移籍しており、ルベン・アモリムの長期計画には間違いなく含まれていない」

「チェルシーは、ジェイドン・サンチョ、ペドロ・ネト、ジョアン・フェリックスといった最近の期待外れの選手に代わる補強として、ミトマのような選手を獲得すると良いだろう。ブルースはこれまでにもシーガルズを数回襲撃しており、特にモイセス・カイセドが成功を収めている」

「モハメド・サラーは今夏にアンフィールドでの契約が終了する予定であるため、今後数週間から数か月の間にサラーに起こること次第で、リバプールもすぐに新しいウインガーを必要とするかもしれない。ミトマはサラーの代わりとなるわけではないが（誰ができるだろうか？）、今夏にリバプールの攻撃陣が重要な選手を失う場合、ミトマを優先することは理に適っているかもしれない」

　リバプールはプレミアリーグ、バイエルンはブンデスリーガ、パリ・サンジェルマンはリーグ・アンでトップを快走している。欧州５大リーグのうち３つの首位クラブが関心をもっているというのは、三笘の評価の高さを物語っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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