「ほとんど透明」イタリア王者に封じられた日本代表のエースFWを対戦国メディアはばっさり「あまりに軽かった」

2025年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

2戦合計1-4で敗退

インテル戦では精彩を欠いた上田。(C)Getty Images

 大舞台でインパクトを残すことはかなわなかった。

 上田綺世が所属するフェイエノールトは3月11日、チャンピオンズリーグのラウンド16第2レグでセリエA王者のインテルと対戦し、敵地で1-2と敗れた。2戦合計1-4でベスト8進出を逃している。

 ホームでの第1レグで0-2と敗れていたフェイエノールトは、立ち上がりに先制点を献上。ハーフタイムを前に得たPKを決めたが、後半序盤に逆にPKで追加点を許して力尽きた。

 第1レグではベンチスタートだった上田だが、この日はスタメンに名を連ねた。しかし、ゴールに迫るには至っていない。欧州最高峰の大会、それも「カルチョのスカラ座」ことサン・シーロでの試合だったが、輝きを放つことはできなかった。

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 対戦国メディアの採点も芳しくない。『Gazzetta dello Sport』紙は上田に5点をつけ、「くさびになることもなく、深さをもたらすこともなかった。実質的に、ほとんど透明だった」とこき下ろしている。

 また、『calciomercato.com』や『TUTTOmercatoWEB』、『Eurosport』も、それぞれ5.5点と及第点を下回る採点だった。寸評も以下のように厳しめだ。

「キープできたのはわずかだった」(calciomercato.com)
「中央の基準点としてスタートし、特に右サイドへ動いたが、インテル守備陣をあまり苦しませることなく抑えられた」(TUTTOmercatoWEB)
「攻撃面での基準点として、多くをできなかった。フランチェスコ・アチェルビにとってあまりに軽かった」(Eurosport)

 1月のマーケットでフェイエノールトがサンティアゴ・ヒメネスをミランに売却しただけに、存在感を高めていきたい上田。今季の欧州での戦いは終わった。浮上が求められる国内で、日本代表のエースストライカーは活躍できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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