Jリーグ王者のヴィッセル神戸は３月12日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのラウンド16第２戦で、韓国の光州FCと敵地で対戦した。

　第１戦を２－０で勝利している神戸は、開始６分にピンチを迎える。ゴール前でクロスのこぼれ球に反応したオ・フソンに強烈なシュートを浴びたが、GK前川黛也の好守で凌ぐ。さらにその直後にもレイスに右足のシュートを打たれるも、ディフレクションしたボールは再び神戸の守護神がセーブした。

　しかし18分、右サイドでFKを与えると、パク・テジュンのキックからパク・ジョンインにヘディングシュートを決められて、２戦合計で１点差に詰め寄られる。

　40分にはボックス内右で大迫勇也のラストパスを受けた佐々木大樹がダイレクトで狙ったが、キム・ギョンミンにキャッチされた。このまま０－１で前半を終える。
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　後半に入って54分、アウェーチームはペナルティエリア手前でクリアボールを拾った扇原貴宏が左足のボレーを放ったが、ゴールの上に外れる。

　65分にはボックス手前の中央からレイスにミドルシュートを浴びたが、GK前川がセーブする。その４分後には、井手口陽介とエリキを投入。FC町田ゼルビアから期限付き移籍したブラジル人FWは、新天地デビューとなる。

　82分、自陣ペナルティエリア内で岩波拓也がハンドを取られてPKを献上。これをアサニに決められてアグリゲートスコア２－２に追いつかれた。このまま90分を終了して、延長戦に入る。

　その延長戦の118分、細かいパスワークで中央を崩されると、ペナルティエリア手前からアサニに見事なミドルシュートを突き刺された。このまま試合は終了し、２戦合計２－３で敗れた神戸は、ベスト８進出を逃した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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